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猫の食物アレルギーとは?アレルギーによる症状や対策について解説!

猫の食物アレルギーとは?アレルギーによる症状や対策について解説!

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猫の下痢・軟便などの症状

猫の下痢・軟便などの症状

食物アレルギーは人間に限ったトラブルではありません。

人間に飼育されている動物も特定の食物を摂取するとアレルギー症状に見舞われることがあります。

特に室内で飼育されることが多い猫は人間用の食物を摂取する機会が多いので注意しなければいけません。

突然発症する

いつも元気な猫が体調不良に陥った場合、その原因として食物アレルギーが疑われます。

猫の食物アレルギーは下痢や嘔吐など人間と共通するものもありますが、中には体をなめたり物に噛み付くなど特有の症状もあります。

これらの症状はある時突然出ることが多く、軽度であればすぐに治まってしまうので飼い主が気が付かないケースも少なくありません。

気づかないうちに症状が重篤化するおそれもあるので注意が必要です。

食物アレルギーの症状

食物アレルギーの主な症状は下記のものが挙げられます。

  • 下痢
  • 嘔吐
  • お腹の張り
  • かゆみ
  • かぶれ
  • 発熱
  • 脱毛
  • 外耳炎
  • 皮膚炎
  • 膿皮症

便の量が増えたり、嘔吐や下痢など消化器に異常が出ることがあります。

かゆみによる脱毛

体をなめるのはかゆみを感じているためとされています。

アレルギー症状によるかゆみは長く続くことがあるので、なめている部分の脱毛や肌のが変わってしまうことも珍しくありません。

特定の部分が脱毛しているので皮膚病と思い、病院で検査を行ったらアレルギー症状だったというケースもあります。

また、かゆみによって掻きすぎて傷がつき、膿皮症になる可能性もあります。

子猫の場合、成長期に肌の変色や脱毛が生じるとその部分が痕になるおそれがあるので速やかに適切な治療を受けなければいけません。

すぐに病院に連れていくこと

発熱やお腹が張っていることは気づきにくいかもしれません。

しかし、下痢や嘔吐の場合はすぐに気づくことができます。

キャットフードを変えるなどしても続く場合や、他の症状も見られる場合には、すぐに病院へ連れていきましょう。

下痢や嘔吐の場合は、他の病気の可能性もあるので注意しましょう。

猫の食物アレルギー検査

猫の食物アレルギー検査

猫が食物アレルギーを患うと様々な症状が出ますが、中でも嘔吐は危険な症状です。

吐いた物を喉に詰まらせてしまうこともあるので、飼い主は猫の体調に気を配る必要があります。

いつも与えているにアレルギー症状を引き起こす成分が含まれているケースも少なくありませんが、原因物質を特定することは容易ではありません。

猫のアレルギー検査は専門の医療機関でのみ行うことができるので、猫をいつまでも健やかな状態で飼育するなら適切な検査は必須と言えるでしょう。

血液検査

猫のアレルギー検査で一般的な方法として血液検査があります。

方法

注射によって採取した血液を検査することで原因物質を特定することができます。

しかし、費用がかさむ点や猫に痛い思いをさせてしまう欠点もあります。

費用

血液検査にかかる費用は2~3万円ほどです。

食事で特定していく方法

与える餌の種類を制限するのも猫のアレルギー検査ではよく行われる方法です。

特定の品種を与えないだけなので薬剤や器具を使う必要がありませんが、時間がかかってしまうのも事実です。

また、医師の指導が必須であることも併せて注意する必要があります。

餌を制限する方法は除外食と厳格食があり、それぞれ方法が異なります。

除外食

除外食とは、原因となっている可能性のある食材を取り除き、一つ一つ確認していく方法です。

例として、牛肉を取り除いた食事を与え、症状を確認します。

症状が軽減されなかった場合、豚肉を取り除いてみます。

このように繰り返し確認していくことで、原因を特定していくことができます。

厳格食

厳格食とは、食べさせる食材の種類を少なくし、原因を特定していく方法です。

除外食で原因が特定できなかった場合に行います。

牛肉のみ食べさせる、豚肉のみ食べさせるなど、一度の食事で食べさせる種類を減らすことで原因を特定することができます。

どちらも根気強く続けると共に、猫にストレスを与えないように配慮することも重要と言えるでしょう。

猫にステロイドは使っても大丈夫?

猫にステロイドは使っても大丈夫?

ステロイドと聞くと副作用が強いというイメージがあるでしょう。

では、猫にステロイドを使用しても大丈夫なのでしょうか。

ステロイドの効果

飼い猫へのアレルギー治療に用いられる薬剤は様々な種類がありますが、中でもステロイドは皮膚炎などの症状を緩和させる効果があります。

注射や飲み薬もありますが、塗り薬として処方されることが多く、症状が出ている部分に直接塗ることで状態の改善を図るのが普通です。

ステロイドを使用しなければ治らない病気もたくさんあるようです。

アレルギー症状は体に大きな負担をかけてしまうので、元気がない状態の猫を健やかにするならステロイドの使用は避けられないでしょう。

しかし、必ずしもすべてのアレルギー症状を改善できるとは限りません。

ステロイドのリスク

与えるを誤るとかえって体の具合が悪くなってしまうおそれもあります。

そのため、用法・用量については必ず医師に従いましょう。

ステロイド治療では皮膚炎などの症状が緩和される効果がある一方で、猫の体質によってはぐったりしてしまうこともあります。

適量であれば副作用はほぼ発生しませんが、それでもリスクがあることを忘れてはいけません。

ぐったりしたり塗り薬を使った部分を痛がるなどの副作用が出た場合は速やかに使用を中止し、医師に相談することが大切です。

ステロイドの費用

ステロイド治療の費用は使用する薬剤ので異なるので一概に言い切ることはできませんが、約2万円から3万円ほどかかります。

症状が長引けばそれだけ費用もかさむので注意が必要です。

食物アレルギー対策

猫の食物アレルギー対策

猫のアレルギーは与える食事に多くの原因があります。

かつては人間の食べ残しをそのまま与えることが普通とされていました。

しかし栄養学などの見地から、適切な成分をバランスよく配合したキャットフードを食事に用いる認識が広まりました。

ただしキャットフードの種類によってはアレルギー症状を引き起こす物もあるので選び方には注意が必要です。

原因となるものを避ける

肉食の猫には小麦など植物性の食材を与えるのは不適切とされています。

猫は穀物の消化が不得意と言われています。

即座に重大な健康被害に陥ることはほぼありませんが、長期間の摂取がアレルギーの原因になるので避けるのが賢明でしょう。

安価なフードには量を増やすために小麦が含まれていることがあるので特に注意しましょう。

原因となる主な食材

アレルゲンとなる可能性の高い食材として、下記のものが挙げられます。

  • 牛肉
  • 鶏肉
  • 乳製品
  • 小麦
  • 大豆

アレルギー対応のフードに変える

猫のアレルギーを引き起こす成分の多くは植物由来のたんぱく質とされています。

そのため、アレルギーの発症を未然に防ぐにはこの成分を含まないフードを与えるのが無難な方法です。

アレルギー対応などと表記されているキャットフードなら安全に与えることができるでしょう。

食物アレルギーのためのおやつ

食物アレルギーのためのおやつ猫専用のおやつがいくつも市販されているので好みに合わせて選ぶことができますが、アレルギー症状を引き起こす成分が含まれている物もあります。

手作りおやつを与える

手作りおやつを与えるのは、飼い猫を健やかに飼育するための工夫の一つです。

しかし、栄養やアレルギーに関する正しい知識が必須であるのも事実です。

手作りご飯は飼い主の愛情表現のひとつですが、猫の体調管理が適切でなければ意味がありません。

どのような食材を選ぶか、水分の含有量をどうするかなどを細かく注意する必要があります。

手作りの方法

市販のウェットフードをベースにすることで、簡単におやつを手作りすることができます。

ウェットフードは猫に必要な水分を適量含んでいるので手軽なおやつ作りが可能になります。

カツオなど動物性たんぱく質を多く含む食材を加えれば飼い猫が好んで食べるおやつに仕上がります。

じゃがいもでかさまし

また、アレルギー症状が出にくいじゃがいもを使って量を増やすのも良いでしょう。

植物性の食材ですが、肉食動物の猫にも適した食材とされています。

手作りの注意点

魚に対するアレルギーを持っている猫もいます。

猫の体質によってはかゆみや下痢などの症状が出ることもあるので、その際は使用を避けるのが飼い主としての正しい姿勢です。