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健康・病気
犬の乾燥肌お悩み解決【部位ごとの原因と対策】手作りスプレー作り方

犬の乾燥肌お悩み解決【部位ごとの原因と対策】手作りスプレー作り方

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犬は乾燥肌になりやすい?

犬は乾燥肌になりやすい?

意外かもしれませんが、犬は人間よりも薄い肌をしています。

今回の記事は、犬の肌の乾燥について解説していきます。

犬の肌の特徴

犬の肌の特徴とはどんなものなのでしょうか。

人間の肌と同じ点

  • 『表皮』『真皮』『皮下組織』という3層のつくりになっている
  • 細胞が入れ替わるターンオーバー(肌の生まれ変わり)が一定の周期で行われている
  • 『皮脂腺』(皮脂を分泌する器官)や『汗腺』(汗を分泌する器官)などの『分泌腺』が分布している
  • 汗腺には『エクリン汗腺』と『アポクリン汗腺』がある

エクリン汗腺とは・・・人間で例えると、サラっとした汗をかく汗腺で、肉球にのみある。

アポクリン汗腺とは・・・人間で例えると、脇汗のような汗をかく汗腺で全身にあり体臭の元となる。

人間の肌と違う点

  • 犬は一番外側の表皮が人間の3分の1の厚みしかない
  • 人間は弱酸性、犬は中性から弱アルカリ性
  • ターンオーバーは人間は約28日、犬は約20~25日

皮膚のPHが違うため、人間のシャンプーは犬には使わないようにしましょう。

▼犬のお風呂の入れ方についての記事はこちら

乾燥の原因

前述の通り、犬の肌は人間よりも薄いということがわかりました。

人間は毛に覆われている部分が少ないので肌は厚く、 逆に犬は被毛に覆われているので薄い構造となっています。

よって、デリケートで乾燥しやすいのです。

他にも疾患による肌トラブルが起きたり、 暖房による空気の乾燥が犬の肌を乾燥させてしまいます。

乾燥しやすい部位

  • 被毛が少ないお腹まわり
  • 首元
  • 肉球

乾燥しやすい部位は、ワセリンオイル保湿剤としている保湿スプレーを使ってみるのもおすすめです。

【鼻の乾燥】原因と対策

【鼻の乾燥】原因と対策

愛犬の鼻が乾燥していると、病気かと心配になりますよ。

ここでは、乾燥の原因と対策を解説します。

犬の鼻が乾く原因

犬の鼻は、鼻の奥の『外側鼻腺』から出る分泌液によって湿り気を帯びています。

また、犬が鼻を舐めて湿った状態にすることもあります。

このように、通常濡れている状態にある犬の鼻が乾く原因には、どのようなことが考えられるのでしょうか。

病気による乾燥

  • 感染症などによる発熱
  • 脱水
  • 皮膚疾患
  • アレルギー性皮膚炎 など

アレルギー性皮膚炎は食べ物やハウスダスト、ノミダニなど様々な原因から引き起こります。

▼犬の皮膚病についての記事はこちら

▼犬のアレルギーについての記事はこちら

病気ではない乾燥

  • 睡眠
  • 運動後
  • 老化
  • 日焼け
  • 空気の乾燥 など

睡眠中は、体温を下げたり嗅覚を研ぎ澄ます必要がないので、必然的に分泌物は少なくなります。

また、老化によって分泌量が減ることも鼻の乾燥の原因になります。

他にも、運動することで鼻の分泌物が蒸発てしまうことも原因のひとつとして考えられます。

病気と乾燥の違い

いつも通り食欲もあり、元気であれば鼻が乾燥していても一時的なものなのでそれほど心配はいりません。

ですが、下記のような症状がある場合は要注意です。

  • 食欲がない
  • ぐったりしている
  • 発熱している
  • 下痢や嘔吐がある
  • 歯茎などの粘膜が白っぽくなる
  • 鼻周辺に傷やかさぶたが出来ている など

このような様子が見られたら、病院に連れていきましょう。

乾燥の対策方法

  • 加湿器などで部屋の湿度を上げる
  • 水分を与える
  • 保湿クリームを塗る など

老化による乾燥には、ワセリンを塗ってあげると良いでしょう。

人間の保湿クリームは犬が舐めてしまうと危険です。

その点、ワセリンは万が一口に入ってしまったとしても安全なのでおすすめです。

薄く伸ばすのが正しい塗り方なので、こまめに塗って愛犬を保湿から守ってあげましょう。

▼犬の鼻の乾燥についての記事はこちら

【肉球の乾燥】原因と対策

【肉球の乾燥】原因と対策

犬の肉球は独特な触り心地ですが、固くなったりひび割れが出来てしまうことがあります。

その原因と対策を解説します。

犬の肉球が乾く原因

犬の肉球が乾いてしまうのは、どんな原因があるのでしょうか。

病気による乾燥

  • クッシング症候群
  • 甲状腺機能低下症
  • ジステンバー感染症
  • 心筋症や血栓症
  • 肝臓の疾患
  • アトピー性皮膚炎 など

病気ではない乾燥

  • 冬の乾いた空気
  • 加齢
  • 洗いすぎ
  • 散歩 など

熱くなっているアスファルトの上を散歩するときに、肉球から水分が奪われ乾燥することがあります。

涼しい時間帯に散歩したり、犬用の靴を履かせるなどして対策を心掛けましょう。

病気と乾燥の違い

老犬は、代謝の低下で肉球がカサカサになることがあります。

また、若い犬でもゴシゴシとこすったり、洗いすぎると乾燥します。

下記のような症状がある場合は要注意です。

  • 色が黒くなり、石のように固くなる
  • 石灰化沈着や出血がある
  • むくみがある
  • 発熱している
  • ピンク系の肉球が白っぽくなる
  • かさぶた、びらん(ただれ)、水泡ができる など

このような様子が見られたら、病院で診察してもらいましょう。

乾燥の対策方法

下記のような『保湿成分配合』のアイテムでケアしていけば、乾燥によるカサカサした部分は治るでしょう。

  • ワセリン
  • 肉球クリーム
  • 肉球保護オイル
  • 肉球ケアシート など

▼犬の肉球ケアについての記事はこちら

【フケやかゆみ】原因と対策

【フケやかゆみ】原因と対策

愛犬がかゆがって肌を掻きむしっていたり、フケが多かったりしたら気になってしまいますよね。

その原因と対策を解説します。

犬のフケやかゆみの原因

犬のフケやかゆみの原因として、どのようなものが挙げられるのでしょうか。

病気によるフケやかゆみ

  • 脂漏症
  • 皮膚糸状菌症
  • アトピー性皮膚炎
  • ツメダニ症 など

ツメダニ症は、ツメダニが原因の皮膚炎です。

病院でを処方してもらいましょう。

病気ではないフケやかゆみ

  • 肌の乾燥
  • シャンプーが合ってない
  • ターンオーバー など

犬のフケとは、ターンオーバーによって新しい皮膚に生まれ変わったときに剥がれ落ちた古い皮膚です。

頭皮だけではなく全身から出ます。

病気と乾燥の違い

下記のような症状がある場合は注意が必要です。

  • べたつき
  • 角質化
  • 脱毛
  • 変色 など

フケがあまりにも多いと『脂漏症』や『皮膚糸状菌症』が疑われます。

皮膚糸状菌症は人にもうつるので、 注意して病院に連れていきましょう。

脂漏症とは・・・何らかの原因によってターンオーバーが短くなり、体の皮脂(油)が過剰に分泌され、体がベタベタと脂っぽい状態になったりフケが出たりします。

皮膚糸状菌症とは・・・真菌(カビ)に感染し、皮膚の角質層で増殖することによって、皮膚の赤みやフケ、円形脱毛症などの症状が現れます。

乾燥の対策方法

部屋の乾燥を防ぐには、加湿器を置くことが効果的です。

その他の対処法をご紹介します。

シャンプー

シャンプーのし過ぎは必要な油分を奪われます。

月1~2回の頻度で、乾燥肌用の保湿できるシャンプーを試してみて下さい。

保湿成分入りのコンディショナー

洗い流さないタイプのコンディショナーは、シャンプーをすすいだ後に全身にかけてタオルで拭きます。

タオルドライの後10分程タオルを巻くと、保湿成分が浸透します。

犬用手作り保湿スプレーとは

犬用手作り保湿スプレーとは

乾燥肌、フケなどに効果があると言われている犬用保湿スプレーを作ってみましょう。

手作り保湿スプレーにチャレンジ

犬の保湿クリームかゆみ止めには、ワセリンを使うのが良いことがわかりました。

保湿スプレーも効果的なので作り方を解説します。

作り方

  • 精製水10ml
  • グリセリン5~10ml
  • スプレー用のボトル

精製水とグリセリンは、両方ドラッグストアで購入できます。

これらを混ぜ、ボトルに移して使用します。

使い方

一番乾燥しやすいのはシャンプーの後です。

そのため、乾燥しやすい場所にスプレーしてケアしてあげて下さい。

注意点

防腐剤が入っていないので一度にたくさん作らず、1~2週間で使いきれる量を用意します。

効果が出るのには個体差もあるため、継続するようにしましょう。

より乾燥してしまうことがありますので、必ず分量を守りましょう。

手作りのメリット

手軽に作れますし、市販の保湿スプレーよりも安く作れます。

余計なものが入っていないため、 愛犬だけではなく乾燥肌の飼い主さんも含めご家族みんなで使うことができます。