犬連れキャンプの魅力とは?キャンプ場の選び方&おすすめ便利グッズ
犬連れキャンプの魅力とは
近年キャンプブームと呼ばれるほど、キャンプの需要は高まっています。
そんな流行りのキャンプの中でも、犬連れキャンプも人気コンテンツになってきています。
犬連れキャンプの経験がないのなら、是非一緒に連れて行ってみましょう。
犬連れキャンプの魅力
犬連れキャンプには様々な魅力があります。
普段とは違う愛犬の姿が見られる
大自然の中で日常にはない動物の痕跡を確認したり、 落ち葉や木の根を足の裏に感じたりと、愛犬の普段見せない豊かな反応を見ることができるでしょう。
一緒に自然を楽しめる
長時間のドライブやテント設営など、初心者の方には大変なこともあります。
しかし、一緒に川遊びをしたりハイキングをしたり、広い敷地を走り回ったり…。
愛犬が自然を思い切り楽しんでる姿を見れば、 飼い主さんも幸せな気持ちになるはずです。
特別な思い出が作れる
キャンプ場には様々なアクティビティが用意されています。
愛犬とチャレンジするアクティビティは格別で、また一味違った思い出が作れるはずです。
絆が深まる
普段の居場所とは全く違った環境に身を置くことで、 愛犬とそこでしか経験することができない時間を過ごせます。
日常よりお互いを近くに感じることで、代え難い絆が生まれるでしょう。
犬と泊まれる人気のキャンプ場
ここでは、犬と泊まれるキャンプ場の種類や選び方をご紹介します。
犬と泊まれるキャンプ場の種類
愛犬と楽しく過ごせるキャンプ場には、どのようなものがあるのでしょうか。
コテージ
コテージには寝具やお風呂、トイレに加え、テレビや冷蔵庫などの設備が充実しています。
一戸建てを貸別荘のように利用することができ、キッチンには調理用具も備え付けられているところもあるので、初心者の方も安心です。
ロッジ
山小屋のような雰囲気が魅力のロッジ。
電気や水道の他にミニキッチン、トイレなど最低限の設備が整っています。
お風呂は共同のところも多いようです。
バンガロー
電気は通っているのでコンセントや照明などは利用できますが、他の設備はほとんどありません。
トイレやお風呂なども共同となっています。
ベッドもないので寝袋に寝るなど、自然を満喫することができるでしょう。
キャンプ場の選び方
キャンプ場も様々な形態、サービスがあるので是非参考にして下さい。
広さ
犬連れなら広くのびのび活動できる方が良いでしょう。
区画サイトであれば「犬が窮屈な思いをしないか?」「持参するテントのサイズは設置可能か?」などの事前チェックが必要です。
設備
ペット可の施設で、更にドッグラン付きであれば愛犬も喜ぶでしょう。
犬連れの方が多く、ペット用の設備が豊富なところもあるので、情報を集めるとより安心です。
距離
犬によっては乗り物が得意でないこともあります。
適度な休憩を挟みつつ、片道3時間以内のエリアを目安に選んでみて下さい。
場所(気温)
犬は被毛に覆われているため、基本的に暑さは苦手です。
夏場なら涼しい地域や、エアコン完備の施設をおすすめします。
ルール
周りのキャンパーが犬好きばかりとは限りません。
ノーリードでOKな場所でも、注意を怠らないように心がけてください。
犬連れキャンプに必要な持ち物
犬と行くキャンプは持ち物が増えてしまいそうですよね。
ここでは、どんなものが必要なのかを解説します。
愛犬とのキャンプで必要な持ち物
初心者の方でも、楽しく愛犬と過ごす為に欠かせない便利グッズも併せて見ていきましょう。
基本的な持ち物
- ドッグフードと食器
- トイレシート、排泄物処理袋
- タオル、ウェットティッシュ
- おもちゃ など
基本的には、使い慣れているものを持参しましょう。
各種証明書
狂犬病予防注射や混合ワクチンなど、接種した証明書がないと利用できない施設もあります。
いつ提示を求められてもいいように準備しておきましょう。
迷子札、犬鑑札
飼い主さんとはぐれてしまう可能性もあるので、迷子札や犬鑑札を首輪につけておきましょう。
また、写真などがあると探すときに役立ちます。
ベッド、クレート、犬用寝袋
慣れないところで眠るのは犬も不安なものです。
寝るときにいつも使っているベッドやクレート、犬用寝袋などを持参しましょう。
ケージ、アウトドア用サークル
ケージなどはコテージやテント付近に置いて使いましょう。
飼い主さんが手を離せないときや、他の犬と距離を置きたいときに便利です。
ドッグコット(簡易ベッド)
特に虫が多い時期は、地面に寝かせるのは心配ですよね。
ドッグコットがあれば、安心して寛ぐことができます。
この投稿をInstagramで見る
(写真のワンちゃん・・・abby__0304さんのアビちゃん)
係留用ペグ、係留用ケーブル
係留用ケーブル(ロングリード)を係留用ペグに繋いで、その間で犬を自由に行き来出来るように設置します。
ペグ、ケーブル共に犬のサイズ別になっているので注意して下さい。
この投稿をInstagramで見る
(写真のワンちゃん・・・okoge_alさんのおこげくん)
犬連れおすすめテント
テントも様々なタイプのものが売られていますが、犬と過ごすときにはどのようなものを選べば良いでしょうか。
テント選びのポイント
キャンプのときは、テントの中と外に、犬の居場所を作ってあげることをおすすめします。
広さ
小型犬の場合は特別な広さは必要ありませんが、大型犬は人間が一人増えたと想定してテントを選びましょう。
寝るとき犬は丸まって寝ますが、サイズに余裕があった方が使い勝手は良いでしょう。
通気性、換気性
電源付きサイトや発電機を利用しない限り、テント内の空気の入れ替えは難しくなります。
中には空気を循環、換気させるための『ベンチレーション』が装備されているものもあります。
冬キャンプのときにも結露対策として使えるので、季節問わずおすすめのテントです。
ベンチレーションとは・・・冷えた外気とテント内の暖まった空気を効率よく循環させる換気口。
この投稿をInstagramで見る
(写真・・・tm_camp0514さんのベンチレーション・テント)
寒さ対策
冬キャンプの際は、寒さ対策が重要なポイントです。
タープとテントの組み合わせよりも、『ツールームテント』の方がストーブで暖められます。
更に、テントと地面の隙間を塞ぐ『スカート』と呼ばれる裾部分がついているテントは、暖かい空気が逃げません。
この投稿をInstagramで見る
(写真・・・edyomoniさんのテント・スカート)
ツールームテントとは・・・「リビング」と「寝室」がそれぞれエリア分けされているテント。
耐水性
雨の日のキャンプは耐水性が気になります。
水はけの良さや、どのくらいの水圧に耐えられるのかなど購入前にチェックしましょう。
犬用テント
可愛らしい犬用テントも売られています。
川遊びなどで遊び疲れて、犬が日陰でひと休みするのにも最適です。
この投稿をInstagramで見る
(写真のワンちゃん・・・annn0822さんのもちちゃん&おともだち)
キャンプの失敗と注意点
はじめてのキャンプでは、スムーズに進まないこともあると思います。
失敗談や注意点をまとめてみましたので、是非参考にしてみて下さい。
愛犬とのキャンプ失敗談
犬連れキャンプでの失敗談をみていきましょう。
飼い主さんの食事を食べられてしまった
いつもなら飼い主さんが管理しているフードも、キャンプだと手(口)の届きやすい場所にあります。
愛犬も常に近い空間にいるため、うっかりつまみ食いされるというのもあるある話です。
忘れ物をした
普段持ち歩かないものも準備する必要があるため、うっかり忘れ物をしてしまうことも多いようです。
そんな方のために、キャンプ場によってはレンタルが充実しているところもあります。
必要のない荷物を出来る限り減らしたり、「買わなきゃよかった」とならないためにも、キャンプ場へ事前に確認しておきましょう。
慣れなくて疲れた
最初から泊まりだと、「慣れないことばかりで逆に疲れた…」 ということになりかねません。
不安のある方は、まずは日帰りである『デイキャンプ』から体験することをおすすめします。
しつけやマナー
下記の点は、事前にきちんとしつけて愛犬をコントロールしましょう。
- 無駄吠え
- 飛びつき など
また、マナーがなっていないと恥ずかしい思いをしてしまいます。
犬の排泄処理やノーリードは、限られた場所のみにするなどマナーを守って楽しみましょう。
注意点
下記の点にも十分注意しましょう。
- ノミ・マダニ対策
- 体温調節
- 脱走
- 誤飲
- 施設のペット規定 など
季節に合った洋服を着せるなど、体温調節を行いましょう。
また、犬が漁って誤飲のもとになるため、ゴミが出たらすぐにまとめるようにしましょう。
犬の頭数やサイズの規定がある施設もあるため、事前のチェックを怠らないように気を付けましょう。