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猫の高齢の特徴とは?猫の認知症、老猫にしてあげれることを紹介!

猫の高齢の特徴とは?猫の認知症、老猫にしてあげれることを紹介!

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猫は何歳から高齢なの?

猫は何歳から高齢なの?

高齢の猫を見分けるためには、猫の年齢を計算するのが一番正確な方法です。

猫の年齢計算

猫の年齢計算をする場合には、人間の年齢とは基準が異なっていることをまず知っておく必要があります。

生後2年が経過した猫は、人間の年齢に換算すると24歳程度です。

生まれてから1年しか経過していない猫でも、人間の年齢に換算すると15歳程度の大きさになっています。

その後は年を1年経過するごとに、人間の年齢に換算して4歳程度成長していきます。

▼猫の年齢早見表はコチラ!

高齢となる年齢

人間の年齢の40歳に該当するのは6歳程度の猫ですが、猫もこの頃から人間と同じように老化の兆候があらわれ始めます。

高齢の猫に区分されるのはおよそ11歳以上の猫で、これは人間に換算すると60歳以上の年齢です。

猫の平均寿命

猫の平均寿命は15年から20年程度で、これは人間の年齢に換算すると76歳程度から96歳程度の年齢になります。

個体によっても寿命の長さは違っていますが、猫の平均寿命も人間と同じように長くなっている傾向があります。

中には非常に長生きをしたことで有名な猫もおり、ギネスブックにも認定されているのはアメリカで飼われていたメスの猫です。

38年3か月もの間長生きをしました。

これは人間の年齢に換算すると170歳程度にあたり、人間以上に長生きした猫であることがわかります。

高齢猫の特徴

高齢猫の特徴

猫が高齢になると、見た目や行動に変化がみられるようになります。

体の変化

高齢猫の外見上の特徴として次のようなものが挙げられます。

毛がパサパサになる

高齢猫は毛が全体的にパサパサした状態になります。

猫も齢をとると体の水分量が減少する傾向があり、自分であまり毛づくろいをしなくなることも、毛が乾燥しやすくなる原因になっています。

急に痩せる

老化した猫は食事の量が減少するのも特徴で、急に痩せることもあります。

また、痩せることで寒さに弱くなるのも老猫の特徴です。

感情の変化

感情の変化が激しくなることも、高齢の猫によく見られる特徴です。

ささいなことで腹を立てるようになったり、鳴く回数が増えることもあります。

こうした症状の発症は、甲状腺からホルモンが過剰に分泌されていることが原因であることも多いです。

食べ物・水を飲む回数の変化

普段の食事や飲水にも変化が現れてきます。

食事量の減少

前述したように、猫が高齢になると一度に食べられる食事量が減っていきます。

この場合、少ない量でも必要な栄養が摂取できる食事をとる必要があります。

認知症になると、逆に食べ過ぎてしまう場合もあります。

飲水量の増加

また、水を飲む回数が増えることも、高齢の猫によく見られる特徴です。

その分、排尿をする回数も増える傾向があり、体から出しては、また水を飲む作業を1日中繰り返しているような高齢の猫もいます。

病気が原因になって水分の摂取量が増えている場合もあり、高齢の猫が発症する可能性が高いのが、腎臓の病気です。

甲状腺の病気も高齢の猫がかかりやすい病気ですが、どちらの器官も機能が低下すると水分の補給量が多くなるのが特徴です。

猫ボケ症状

猫ボケ症状

高齢の猫も人間と同じように、認知症になる場合があります。

猫が認知症になっているかどうかは、外見だけでは判断しにくいことも多いですが、各種の症状によって判断できる場合もあります。

認知症の症状

猫の認知症の疑いがある症状として、下記のようなことが挙げられます。

  • 食べ物の好みが変わった
  • 凶暴になった
  • トイレ以外の場所で粗相をしてしまう
  • 夜中に鳴くようになった
  • 目的なく同じ場所をうろうろ歩き回るようになった
  • 食事をしたのにまだ食べようとする
  • 体の一部を繰り返し舐める
  • べったりくっついてくるようになった

飼い主に名前を呼ばれても全く反応しなくなることも認知症の猫によく見られる症状で、自分の名前が呼ばれていることが、頭の中で理解できなくなっています。

このような場合は認知症の予備軍である可能性があります。

また、別の疾患の可能性もあり、自分で判断することはできないので、獣医に相談すると良いでしょう。

食欲の異常

認知症の疑いが濃い症状の一つが、食欲の異常です。

食事を済ませたばかりなのに、すぐに別の食事を欲しがるような場合もあります。

このような症状が頻繁に現れるようならば、認知症である疑いが高いです。

認知症だとは気づかないまま、別の食事を与えてしまうと食べ過ぎになってしまいます。

糖尿病などのほかの病気の原因になってしまう場合もあるので、病気予防のためにも、認知症の疑いがある場合はすぐに医師に相談した方良いでしょう。

トイレの失敗

トイレの失敗が多くなることも、認知症になった猫によく見られる症状です。

決められた場所でトイレをできなくなることも多く、症状が悪化すると飼い主の介護が必要になる場合もあります。

室内飼いの場合には、部屋の中を汚さないようにするために、おむつなどを使用するのも効果的な方法です。

老化した猫にしてあげられること

老化した猫にしてあげられること

年老いた猫が生活しやすくするために、飼い主がしてあげられることも多くあります。

食事の工夫

食事は特に細かい配慮が必要になります。

食事の量が減少していることもからも、お年寄りの猫が食事を食べやすくするための工夫が必要です。

大きめのキャットフードを歯でかみくだく機能が衰えている場合には、キャットフードをあらかじめ細かく砕いておくような気配りも必要です。

お皿の高さ

高齢の猫の場合には、食事中に食べたものを吐き戻してしまうことがあります。

これは食事の姿勢によって食べ物を吐き出しやすくなっている可能性があります。

特に悪い影響を与えやすいのが、床の上に直にエサの入ったお皿を乗せる場合です。

この状態でエサを食べるとお腹が圧迫されやすくなるので、食べたものを吐き出しやすくなります。

お皿を5センチから10センチ程度の高さの台に乗せてあげると、高齢の猫がお腹を圧迫させずに餌を食べることができます。

トイレ・寝る場所の工夫

高齢の猫の場合、トイレやベッドにも気を使ってあげる必要があります。

トイレを行きやすい場所に設置する

高齢の猫は足腰が弱っているため、トイレに行くのも一苦労です。

トイレの場所は寝るところの近くにしてあげるなど、猫が行きやすい位置に設置してあげると良いでしょう。

暖かいベッドを用意する

高齢の猫は被毛の量が減り、体温調節が難しくなっています。

ベッドは暖かいものを用意してあげましょう。

後ろ足に力が入らない場合

高齢の猫の場合には、後ろ足力が入らないようになることもありますが、これは心筋症が発症している猫の特徴の一つです。

心筋症は猫が発症しやすい病気の一つです。

心筋の量が変化することにより、心臓の機能が衰えていく病気です。

こうした症状が見られる場合に飼い主がしてあげられることは、すぐに専門の医師の診察を受けさせることです。

老猫の最後

老猫の最後

死期が近づいている猫には、いくつかの特徴があります。

最期の瞬間を安らかに迎えてもらうためには、飼い主もあらかじめ必要な準備をしておいた方が良いでしょう。

死期が近い猫の特徴

死期が近づいている猫の特徴としてあげられるのが顔つきの変化です。

目の異変

特にわかりやすいのは猫の目で、瞳に生命力が感じられなくなる場合も多いです。

目ヤニの出る量が極度に増えることも、死期の近づいた猫によく見られる兆候の一つで、高齢の猫がこうした症状に当てはまる場合には、最期の瞬間がすぐ近づいている可能性もあります。

死期が近づいている猫は、目が吊り上がった状態に見えると言われることも多いです。

呼吸が乱れる

呼吸の方法によっても、死期が近づいていることがわかることがあり、死期が近い猫は口で呼吸をする回数が増えるのが特徴です。

また、徐々に心拍数も低下していきます。

猫の呼吸が乱れたら。死期が近い可能性が高いといえるでしょう。

体温の低下

死の直前に猫にあらわれる症状としては、体温の急激な低下があります。

猫の体温は通常38度前後ですが、亡くなる直前は2度以上体温が低下していきます。

後悔しないために

最終的には意識を失って心臓の活動が停止しますが、ネコの最後の気持ちがどのようなものであったのかは、飼い主でも知ることは困難です。

後悔をしないために飼い主にできることは、猫の体調に変化が見られたら、できるだけ早く専門の医師に相談することです。

最期にしてあげられること

また、大切な猫との別れはいつかやってきてしまいます。

飼い主なら、猫のためになにかしてあげたいと思うでしょう。

猫の最期とみられる症状が出てきたとき、飼い主がしてあげられることとして下記のようなことがあります。

  • 優しく撫でる
  • 声をかけてあげる
  • 好きなものを近くに置いてあげる
  • 寝床を整えてあげる

このように、猫にしてあげられることはあるので、見守るだけではなく猫の気持ちを落ち着かせてあげると良いでしょう。