犬のトイレの場所はどこが良い?置き場所によるメリットを紹介!
トイレはケージの中が良い?
犬を室内で飼っている人は、トイレの置き場所に悩むことも多いのではないでしょうか。
ケージの中に愛犬を入れて飼っている人は、トイレもケージ内に入れることが多いでしょう。
しかし、ケージ内にトイレを置くことにはメリットとデメリットの両方があります。
ケージ内に設置するメリット
ケージ内にトイレを設置するメリットとして下記のようなことが挙げられます。
すぐに利用できる
ケージ内に設置することで、愛犬がトイレをしたくなった時にすぐに利用できます。
トイレの回数が多くなる高齢の犬なども、ケージ内にトイレがあれば、排泄がしやすくなります。
部屋を汚さない
ケージ内にトイレを設置することには、排泄物で部屋の中を汚さなくて済むメリットもあります。
掃除が楽
トイレで排泄する習慣が身についてない子犬などは、トイレから排泄物がはみ出すこともがあります。
そのようなときに、ケージ内にトイレを設置しておけば後の掃除も楽になります。
ケージ内に設置するデメリット
ケージ内にトイレを設置することにはデメリットもあります。
運動不足になる
ケージの中にトイレとベッドの両方を置いているようなレイアウトの場合、犬がケージ内で移動しにくくなることがあります。
そのため、運動不足の原因になってしまうことがあります。
特に囲いが狭いケージは、トイレの置き場所を探すのも難しい場合が多いです。
ケージの外でトイレができなくなる
ケージ内だけでトイレをさせていると、ケージの外に出したときにきちんとトイレができなくなることがあるデメリットもあります。
ケージの中と外でしっかり排泄ができるように、子犬の頃からケージ外でもトイレトレーニングをしておく必要があります。
トイレの場所はリビングが良い?
家の中の各スペースもトイレの設置場所として使用できます。
ここではリビングや洗面所にトイレを設置するメリット・デメリットを紹介します。
リビングに置くメリット・デメリット
室内犬のトイレを置かれている場所として多いのがリビングです。
リビングに置くメリット・デメリットとして下記のようなことが挙げられます。
メリット1 大きめのトイレでも設置できる
広さのあるリビングならば、大きめのトイレでも設置しやすいのがメリットです。
リビングに置いても気にならないような、おしゃれなデザインの犬用トイレも多く販売されています。
メリット2 離れた場所に設置できる
広いリビングならば、トイレの位置を人が集まる場所から少し離れた場所にすることも可能です。
目隠しなどを設置しておけば、人も快適にリビングで過ごすことができます。
デメリット 臭いが気になる
リビングが狭い場合は、人が食事をするときにもトイレが近くにあるということになってしまいます。
食事中に隣で愛犬がトイレを使用した場合、不快な気持ちになってしまうことがあります。
洗面所に置くメリット・デメリット
洗面所にトイレを置く方法もあり、下記のようなメリット・デメリットがあります。
メリット 掃除がしやすい
床に防水加工がされているタイプの洗面所ならば、犬がトイレを失敗したときにも掃除をしやすいのがメリットです。
デメリット 設置できるトイレが限られる
洗面所にトイレを置くことのデメリットは、十分な広さのない洗面所の場合、設置することができるトイレの種類が限られてしまうことです。
トイレの大きさが十分でないと、犬の体格によってはトイレがしにくくなるので、部屋の中を汚す原因になってしまいます。
屋外に設置する
庭がある一戸建ての住宅ならば屋外にトイレを設置することもできます。
しかし、雨が降っている日に愛犬の体が濡れてしまうのがデメリットです。
マンションでの置き場所
マンション犬を飼う場合にも、トイレやケージの置き場所に悩むことはあるでしょう。
目立ちにくくする工夫
マンションでは一戸建てよりも室内のスペースが狭いことが多いので、トイレを設置できる場所が限られているような場合も珍しくありません。
狭い室内に置き場所を見つけても目立ってしまうことも多いので、トイレを目立ちにくくするための工夫が必要です。
パーテーションなどを使用してトイレを見えにくくする方法もあり、工夫次第で解決できることもあります。
ベランダでしないようにしつける
マンションで犬を飼っている場合には、しっかりとしつけをしていないと、ベランダをトイレ場所と思い込んでしまうこともあるので注意が必要です。
ベランダにトイレをする癖が身についてしまうと、後で矯正するのが難しくなってしまいます。
子犬の頃からしっかりとトイレで排泄ができるようにしつけておく必要があります。
トイレの置き場所
人がよくいる場所から離れた場所にトイレの設置をした方が、飼い主さんも愛犬も快適です。
下記のような場所にトイレを置いておけば、リビングで食事中に愛犬がトイレをしても、食事の邪魔にならないでしょう。
- 洗面所・脱衣所
- キッチン
- 玄関 など
人用のトイレの中は?
人用のトイレの中に設置するという方法もありますが、愛犬がいつでも使用できるように、常にトイレのドアを開けておく必要があります。
また、マンションのトイレは一戸建てのトイレよりもさらにスペースが狭いことが多いので、犬用トイレを購入する前にはあらかじめサイズの確認が必要です。
愛犬が快適にトイレをするためには、脱衣所などの方が快適と言えるでしょう。
風水で見る犬のトイレの位置
運勢を気にしている人がトイレの置き場所を決めるとき、参考にした方が良いのが風水です。
ペットのトイレを置いてある場所によって、ペット自身の運勢だけでなく、飼い主さんの運勢も変化してしまうかもしれません。
玄関は避けるべき
トイレを置く場所として風水的には非常に不適切なのが、住宅の出入り口です。
不快な匂いを発することが多いトイレからは、マイナスのオーラが放出されると言われています。
そのため、玄関にトイレを設置しておくと、外部から良い運気が流れ込んでこなくなると風水では言われています。
お金の流れに影響する
特に大きな影響があると言われているのがお金の流れです。
ペットのトイレを玄関に置いておくと、お金の流れが悪くなって収入が減ってしまうと言われることがあります。
そのため、風水を重視している人は玄関に犬のトイレを置かない方が良いでしょう。
トイレ以外も避けるべき
トイレ以外のペットグッズも風水を考慮して置き場所を決めた方が、運勢が上昇しやすくなると言われています。
ケージの位置なども、住む人の運気に大きな影響を与えると言われています。
犬のケージを玄関に置いておくと、玄関から入ってくる良い気を全て犬が吸い取ってしまうために、人まで良い気が回ってこないとされています。
避けるべき方角
ペットグッズの置き場所を決める場合には、『鬼門』も考慮した方が最適です。
鬼門とは、鬼が出入りする北東の方角のことで、不吉な方角とされています。
鬼門を避けるだけでなく、裏鬼門と呼ばれる南西の方角もペット用品の置き場所に向いていません。
犬のトイレ場所を変える方法
愛犬のトイレの場所を変えたい場合には、改めてしっかりとしつけをし直す必要があります。
しつけの方法が適切でないと、いつまで経っても昔のトイレがあった場所で排泄してしまうこともあるので、効果の高い方法でしつけをするのがポイントです。
場所を変えてくれない原因
トイレトレーの設置場所を変えても愛犬がトイレをする場所を変えてくれない原因として考えられるのが、環境の変化に犬が気付いていることです。
トイレマットの変化
特に注意しなければいけないのは『トイレマット』です。
犬はトイレマットを踏んだ時の感触で、正しいトイレの場所を記憶しています。
設置場所を変えるタイミングで、マットも別の物への買い替えをした場合には、愛犬がトイレをする場所だと認識できないことがあります。
前から使っていたものを使用する
トイレの場所を変えたいときには、新しいトイレではなく前から使っていたトイレマットをそのまま使用し続けた方が良いでしょう。
トイレマットが同じでトイレの場所を少しずらした程度ならば、犬は自分で判断して正しい場所に排泄をしてくれることも多いです。
場所を大きく変えたい場合
元の場所から大きくずらす場合には、愛犬がトイレをしそうなときに、飼い主さんがトイレのある場所まで連れていってあげるのも効果的な方法です。
同じトイレマットを使っていれば、離れている場所でも自分がトイレをする場所だとわかってくれます。
何回かトイレに連れていってあげれば、後は自分で覚えてくれることも多いでしょう。
▼トイレのしつけ方についての記事はこちら!