1. HOME
  2. 飼い方
  3. 犬に留守番をさせるには?留守番に慣れる練習方法・吠える犬の対策
飼い方
犬に留守番をさせるには?留守番に慣れる練習方法・吠える犬の対策

犬に留守番をさせるには?留守番に慣れる練習方法・吠える犬の対策

飼い方

犬は留守番を何時間できる?

犬は留守番を何時間できる?

愛犬に一人で留守番させるのは不安になりますよね。

ここでは、犬が留守番できる時間や、長時間の留守番で起きうる事故などについて紹介します。

犬に留守番させる時間の限界は?

犬が留守番できる時間は、性格などの個体差や年齢で変わるため一概には言い切れませんが、成犬の場合は12時間が限界という意見もあります。

子犬が留守番できる時間

犬に負担をかけない時間の目安として、排泄の間隔が挙げられます。

子犬の排泄の間隔は下記のようになっています。

月齢 排泄の間隔
生後3か月未満 約1時間
生後3か月 約3時間
生後6ヶ月以上 約6時間

生後3か月未満の子犬の場合、排泄の間隔が1時間おきのため、留守番をさせるなら1時間程度となります。

生後3か月を過ぎると3時間程度となり、6か月以上に成長すると6時間超だとされています。

生まれて間もない子犬ほど留守番させられる時間は短くなると言えるでしょう。

高齢犬が留守番できる時間

高齢犬は、食事や排泄が自分でできるなら、成犬のように留守番させることができるでしょう。

また、世話の程度にもよりますが、介護が必要なら一般的に2時間程度が目安になります。

高齢犬は体調が急変することや、目が見えにくくなっていたり、足腰が弱くなっていると、室内でもケガをすることがあります。
そのため、留守番させる時間はなるべく短くしてあげた方が良いでしょう。

長時間の留守番をさせると?

犬に長時間の留守番をさせると、飼い主さんがいない不安や寂しさによるストレスで問題行動を起こすことがあります。

このような状態を『分離不安症』といいます。

分離不安症の症状として、下記のようなことが挙げられます。

いたずらや破壊行動

愛犬が不安を紛らわすために、家の中のものをかじったり壊したりするケースがあります。

また、誤飲・誤食してしまったり、自傷行為をしてしまうこともあります。

無駄吠えする

飼い主さんが外出するとわかると不安になり、そわそわしたり、吠えたりすることがあります。

また、飼い主さんの姿が消えたあとにも、遠吠えしたりワンワン吠え続けることもあります。

トイレ以外の場所で排泄する

いつもはちゃんとできるのに、留守番させると不安からトイレ以外の場所で排泄してしまうことがあります。

得意な犬種は?

得意な犬種は?

長時間家を空けることが多い共働き世帯や一人暮らしの方向けに、留守番が得意な犬種と苦手な犬種を紹介します。

留守番が得意な犬種の特徴は?

留守番が得意な犬種の特徴として、下記のようなことが挙げられます。

賢い

留守番による問題行動を抑えるには、きちんとしつけをすることが必要になってきます。

そのためには、しつけをきちんと覚えてくれる賢い犬がおすすめです。

自立心がある

犬の中には、あまり飼い主に依存しない、自立心のある犬種もいます。

自立心があり、飼い主さんから長時間離れてもストレスが少ない犬種なら、ある程度安心して留守番をさせられるでしょう。

辛抱強い

辛抱強い犬種なら、飼い主さんが不在で寂しいと感じても、我慢して待っていることができるでしょう。

留守番が得意なのはどの犬種?

留守番が得意な犬種はいくつかあります。

犬のサイズ別にいくつか例を紹介します。

留守番が得意な小型犬

留守番が得意な小型犬として、下記のような犬種が挙げられます。

  • チワワ
  • シーズー
  • パグ
  • フレンチブルドッグ 等

小型犬では、自立した性格のチワワや、一人遊びができるシーズーなどが留守番に向いていると言えます。

留守番が得意な中型犬

留守番が得意な中型犬として、下記のような犬種が挙げられます。

  • 柴犬
  • シェトランドシープドッグ 等

柴犬は独立心が強く、シェトランドシープドッグは賢さと辛抱強さを持つ犬種です。

留守番が得意な大型犬

留守番が得意な大型犬として、下記のような犬種が挙げられます。

  • ラブラドール・レトリーバー
  • ゴールデン・レトリーバー 等

ラブラドール・レトリーバーやゴールデン・レトリーバーは学習能力が高く、留守番のためのしつけもきちんと覚えてくれる犬種です。

留守番が苦手なのはどの犬種?

下記のような犬種は、比較的留守番が苦手と言われています。

  • ポメラニアン
  • マルチーズ
  • フレンチブルドッグ 等

遊ぶのが大好きなポメラニアンや、飼い主のそばにいることを好むマルチーズ、フレンチブルドッグは留守番が苦手な犬種と言えます。

留守番に慣れる練習

留守番に慣れる練習

愛犬に留守番させるには、事前に練習する必要があります。

ここでは、留守番の練習方法を紹介します。

留守番はいつから練習させる?

留守番の練習は、生後3か月頃から少しずつさせると良いと言われています。

生後3か月頃は『社会化期』と言い、子犬が物事を覚えやすい大切な時期です。

留守番の練習方法

自宅で留守番の練習をする方法を紹介していきます。

依存心を減らす

飼い主さんが常にそばにいたり、甘えさせ過ぎると、愛犬が飼い主さんに依存するようになってしまいます。

依存することで、留守番の時に不安になり問題行動を起こしてしまいます。

それを防ぐには、愛犬の思い通りにしないことが大切です。

愛犬と関わらない時間を作り、吠えてもあえて無視しましょう。
また、飼い主さん自身が、愛犬に依存していないかを見直すことも重要です。

飼い主の不在に慣れさせる

飼い主さんの不在に慣れさせるために、短い時間の留守番から練習してみると良いでしょう。

やり方は、愛犬のいる部屋から離れ、視界に入らない時間を数秒作り、戻ることを何度か繰り返します。

徐々に時間を延ばすことで、一人の時間に慣れさせることができるでしょう。

室内に居心地の良い場所を作る

室内にケージやサークルなどを設置し、中に入ることに慣れさせましょう。

ケージなどに慣れれば、飼い主さんが不在でも安心して過ごすことができます。

どうしてもできないときは

どうしても留守番ができないときは、しつけ教室の利用も検討してみてください。

しつけ教室なら、愛犬にトレーニングをしてくれるだけではなく、アドバイスによって飼い主さんも知識を付けることができます。

室内フリーにするべき?

室内フリーにするべき?

室内犬を留守番させる場合、室内で放し飼いにするか、ケージに入れておくべきなのか悩みますよね。

ここではそれぞれのメリット・デメリットを紹介していきます。

ケージに入れるメリット・デメリット

留守番中に愛犬をケージに入れるメリット・デメリットとして下記のようなことが挙げられます。

メリット1 不安を和らげる

ケージに慣れていれば、愛犬にとって安心して過ごせる場所となり、留守番時の不安を和らげてくれます。

メリット2 行動を制限できる

愛犬の行動を制限できるため、いたずらや誤飲・誤食などのトラブルを避けることもできます。

デメリット ストレスが溜まる

ケージに慣れていない犬は、狭いケージに入れっぱなしにされるとストレスを感じます。

ストレスを感じると、ケージから出してほしくて吠えたり、ケージを噛んだりしてしまうことがあります。

フリーにするメリット・デメリット

室内で犬を放し飼いにするメリットとデメリットとして下記のようなことが挙げられます。

メリット 自由に移動できる

愛犬が普段通り自由に行動でき、トイレなども自由にできるので、ストレスを軽減できます。

動けないことによるストレスも軽減され、気温によって室温が変化したときにも自分で温かいところや涼しいところに移動することができます。

デメリット 物を壊すなどのトラブル

分離不安症から物を壊したり、誤飲・誤食をするなど何かしらのトラブルを引き起こす可能性があります。

留守番中に吠える犬の対策

留守番中に吠える犬の対策

犬に留守番をさせて自宅に帰ると、お隣さんから「犬が留守番の間ずっと吠えていた」との苦情を受けたというケースがあります。

そこで、愛犬が留守番中に吠えてしまうときの対策を紹介します。

留守番中に犬が鳴くのはなぜ?

犬が留守番中に吠える理由として、下記のようなことが挙げられます。

不安になっている

前途しましたが、犬は飼い主さんが離れることで不安を感じ、吠えることがあります。

警戒心が強い

警戒心が強い犬は、家を守るために、ちょっとした物音や窓から見えた人影に対して吠えてしまうことがあります。

留守番中の無駄吠えを防ぐには

留守番のときの無駄吠えを防ぐ方法を紹介します。

しつけや留守番の練習を行う

愛犬を甘えさせすぎたりしていないか、しつけを見直して飼い主さんへの過度な依存を減らすようにしましょう。

飼い主の不在やケージに慣れさせるなど、留守番の訓練をすると不安が減って吠えなくなるでしょう。

散歩や運動を充分にさせる

無駄吠えは普段のストレスが影響しているかもしれません。

散歩で運動させてあげたり、室内でも遊んであげたりして、ストレスの解消に努めてあげましょう。

外からの刺激をなくす

外が見えないようにカーテンを閉めたり、音が聞こえないように音楽をかけたりテレビをつけてあげることで、愛犬が興奮するのを防ぐことができるでしょう。