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犬に留守番をさせるには?留守番に慣れる練習方法・吠える犬の対策

犬は留守番が得意?留守番時間の限界や練習方法・吠える犬の対策

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犬は留守番を何時間できる?

犬は留守番を何時間できる?

飼い主さんのお出かけ中に、愛犬を一人で留守番させるのは不安になりますよね。

ここでは、犬が留守番できる時間や、長時間の留守番で起きうる事故などについて紹介します。

犬に留守番させる時間の限界は?

犬が留守番できる時間は、性格などの個体差や年齢で変わるため一概には言い切れませんが、成犬の場合は10時間が限界という意見もあります。

子犬が留守番できる時間

犬に負担をかけない時間の目安として、排泄の間隔が挙げられます。

子犬の排泄の間隔は下記のようになっています。

月齢 排泄の間隔
生後3か月未満 約1時間
生後3か月 約3時間
生後6ヶ月以上 約6時間

生後3か月未満の子犬の場合、排泄の間隔が1時間おきのため、留守番をさせるなら1時間程度となります。

生後3か月を過ぎると3時間程度となり、6か月以上に成長すると6時間超だとされています。

生まれて間もない子犬ほど留守番させられる時間は短くなると言えるでしょう。

高齢犬が留守番できる時間

高齢犬は、食事や排泄が自分でできるなら、成犬のように留守番させることができるでしょう。

また、世話の程度にもよりますが、介護が必要なら一般的に2時間程度が目安になります。

高齢犬は体調が急変することや、目が見えにくくなっていたり、足腰が弱くなっていると、室内でもケガをすることがあります。
そのため、留守番させる時間はなるべく短くしてあげた方が良いでしょう。

長時間の留守番をさせると?

犬に長時間の留守番をさせると、飼い主さんがいない不安や寂しさによるストレスから、問題行動を起こしてしまうことがあります。

このような状態を『分離不安症』といいます。

分離不安症の症状として、下記のようなことが挙げられます。

いたずらや破壊行動

愛犬が不安な気持ちを紛らわすために、家の中のものをかじったり壊したりするケースがあります。

また、誤飲・誤食してしまったり、自傷行為をしてしまうこともあります。

無駄吠えする

飼い主さんが外出するとわかると不安になり、そわそわしたり、吠えたりすることがあります。

また、飼い主さんの姿が消えたあとにも、遠吠えしたりワンワン吠え続けることもあります。

トイレ以外の場所で排泄する

いつもはちゃんとできるのに、留守番させると不安からトイレ以外の場所で排泄してしまうことがあります。

しかし、上記のような問題行動を起こしたからといって、分離不安症が原因とは限りません。
他の病気などの可能性もあるので注意してください。

得意な犬種は?

得意な犬種は?

長時間家を空けることが多い共働き世帯や一人暮らしの方向けに、留守番が得意な犬種と苦手な犬種を紹介します。

留守番が得意な犬種の特徴は?

留守番が得意な犬種の特徴として、下記のようなことが挙げられます。

賢い

留守番による問題行動を抑えるには、きちんとしつけをすることが必要になってきます。

そのためには、しつけをきちんと覚えてくれる賢い犬種おすすめです。

自立心がある

犬の中には、あまり飼い主さんに依存しない、自立心のある犬種もいます。

自立心があり、飼い主さんから長時間離れてもストレスが少ない犬種なら、ある程度安心して留守番をさせられるでしょう。

辛抱強い

10時間程度が限界とも考えられている犬の留守番も、犬種によっては数時間で我慢できない子もいます。

辛抱強い犬種なら、飼い主さんが不在で寂しいと感じても、我慢して待っていることができるでしょう。

留守番が得意なのはどの犬種?

留守番が得意な犬種はいくつかあります。

犬のサイズ別にいくつか例を紹介します。

留守番が得意な小型犬

留守番が得意な小型犬として、下記のような犬種が挙げられます。

  • チワワ
  • シーズー
  • トイプードル
  • パグ 等

小型犬では、自立した性格のチワワや、一人遊びができるシーズーなどが留守番に向いていると言えます。

トイプードルも甲高い鳴き声なので、近所迷惑にならないためにもしっかりしつける必要がありますが、留守番に向いているとても賢い犬種です。

また、チワワは吠えやすいとされている犬種なので、ペットとして飼う際にはきちんとしつけをする必要があるようです。

留守番が得意な中型犬

留守番が得意な中型犬として、下記のような犬種が挙げられます。

  • 柴犬
  • シェットランドシープドッグ 等

柴犬は独立心が強く、シェトランドシープドッグは賢さと辛抱強さを持つ犬種です。

どちらも警戒心が強い傾向にあるため、番犬としても頼りになるでしょう。

留守番が得意な大型犬

留守番が得意な大型犬として、下記のような犬種が挙げられます。

  • ラブラドール・レトリーバー
  • ゴールデン・レトリーバー 等

ラブラドール・レトリーバーやゴールデン・レトリーバーは学習能力が高く、留守番のためのしつけもきちんと覚えてくれる犬種です。

留守番が苦手なのはどの犬種?

下記のような犬種は、比較的留守番が苦手と言われています。

  • ポメラニアン
  • マルチーズ
  • フレンチブルドッグ 等

遊ぶのが大好きなポメラニアンや、飼い主のそばにいることを好むマルチーズ、フレンチブルドッグは留守番が苦手な犬種と言えます。

留守番に慣れる練習

留守番に慣れる練習

愛犬に留守番させるには、事前に練習する必要があります。

ここでは、留守番の練習方法を紹介します。

留守番はいつから練習させる?

留守番の練習は、生後3か月頃から少しずつさせると良いと言われています。

生後3か月頃は『社会化期』と言い、子犬が物事を覚えやすい大切な時期です。

留守番の練習方法

自宅で留守番の練習をする方法を紹介していきます。

依存心を減らす

飼い主さんと常に一緒にいたり、甘えさせ過ぎると、愛犬が飼い主さんに依存するようになってしまいます。

依存することで、留守番の時に不安になり問題行動を起こしてしまいます。

それを防ぐには、愛犬の思い通りにしないことが大切です。

愛犬と関わらない時間を作り、吠えてもあえて無視しましょう。
また、飼い主さん自身が、愛犬に依存していないかを見直すことも重要です。

飼い主の不在に慣れさせる

飼い主さんの不在に慣れさせるために、いきなり長時間ではなく、短い時間の留守番から練習してみると良いでしょう。

やり方は、愛犬のいる部屋から離れ、視界に入らない時間を数秒作り、戻ることを何度か繰り返します。

徐々に時間を延ばすことで、一人の時間に慣れさせることができるでしょう。

室内に居心地の良い場所を作る

室内にケージやサークルなどを設置し、中に入ることに慣れさせましょう。

ケージなどに慣れれば、飼い主さんが不在でも安心して過ごすことができます。

どうしてもできないときは

どうしても留守番ができないときは、しつけ教室の利用も検討してみてください。

しつけ教室なら、愛犬にトレーニングをしてくれるだけではなく、相談すれば様々なアドバイスがもらえるでしょう。

室内フリーにするべき?

室内フリーにするべき?

室内犬を留守番させる場合、室内で放し飼いにするか、ケージに入れておくべきなのか悩みますよね。

ここではそれぞれのメリット・デメリットを紹介していきます。

ケージに入れるメリット・デメリット

留守番中に愛犬をケージに入れるメリット・デメリットとして下記のようなことが挙げられます。

メリット1 不安を和らげる

ケージに慣れていれば、愛犬にとって安心して過ごせる場所となり、留守番時の不安を和らげてくれます。

メリット2 行動を制限できる

愛犬の行動を制限できるため、いたずらや誤飲・誤食などのトラブルを避けることもできます。

デメリット ストレスが溜まる

ケージに慣れていない犬は、狭いケージに入れっぱなしにされるとストレスを感じます。

ストレスを感じると、ケージから出してほしくて吠えたり、ケージを噛んだりしてしまうことがあります。

フリーにするメリット・デメリット

室内で犬を放し飼いにするメリットとデメリットとして下記のようなことが挙げられます。

メリット 自由に移動できる

愛犬が普段通り自由に行動でき、トイレなども自由にできるので、ストレスを軽減できます。

動けないことによるストレスも軽減され、気温によって室温が変化したときにも自分で温かいところや涼しいところに移動することができます。

デメリット 物を壊すなどのトラブル

分離不安症から物を壊したり、誤飲・誤食をするなど何かしらのトラブルを引き起こす可能性があります。

留守番中に吠える犬の対策

留守番中に吠える犬の対策

犬に留守番をさせて自宅に帰ると、お隣さんから「犬が留守番中ずっと吠えていた」との苦情を受けたというケースがあります。

そこで、愛犬が留守番中に吠えてしまうときの対策を紹介します。

留守番中に犬が鳴くのはなぜ?

犬が留守番中に吠える理由として、下記のようなことが挙げられます。

不安になっている

前途しましたが、犬は飼い主さんが離れることで不安を感じ、吠えることがあります。

警戒心が強い

警戒心が強い犬は、家を守るために、ちょっとした物音や窓から見えた人影に対して吠えてしまうことがあります。

留守番中の無駄吠えを防ぐには

留守番のときの無駄吠えを防ぐ方法を紹介します。

しつけや留守番の練習を行う

愛犬を甘えさせすぎたりしていないか、しつけを見直して飼い主さんへの過度な依存を減らすようにしましょう。

飼い主の不在やケージに慣れさせるなど、留守番の訓練をすると不安が減って吠えなくなるでしょう。

散歩や運動を充分にさせる

無駄吠えは普段のストレスが影響しているかもしれません。

散歩で運動させてあげたり、室内でも遊んであげたりして、ストレスの解消に努めてあげましょう。

外からの刺激をなくす

外が見えないようにカーテンを閉めたり、音が聞こえないように音楽をかけたりテレビをつけてあげることで、愛犬が興奮するのを防ぐことができるでしょう。

ペット用の見守りカメラ

留守番中の愛犬のことが心配になる飼い主さんは、『ペット用の見守りカメラ』を設置すると良いでしょう。

ペット用の見守りカメラは、外出先でもスマートフォンで専用のアプリから愛犬の様子を確認できる便利グッズです。

また、確認できるだけでなく様々な機能が搭載されているので、安全に留守番させることができるようになります。

カメラの便利な機能として、下記のようなものが挙げられます。

  • 音声通話ができる
  • ご飯・おやつが与えられる
  • 動きを検知する
  • 室内の温度を確認できる
  • 暗い場所でも撮影できる
  • 通知機能 など

ここからはこれらの機能について解説していきます。

音声通話

スピーカーとマイクは多くのカメラに搭載されている機能です。

愛犬が興奮していたら飼い主さんの声で落ち着かせてあげたり、いたずらしているときに声をかけて止めさせることができます。

しかし、カメラによって音量が小さいものや、ノイズが入ってしまうなどの違いはありますので、確認してから購入すると良いでしょう。

また、犬によってはカメラからの音声に怖がり、興奮してしまう可能性もあるので注意しましょう。

ご飯・おやつが与えられる

カメラ自体にドッグフードやおやつを入れて、外出先で与えられる機能が搭載されているものがあります。

この機能があれば、長時間家を空ける時でも好きな時にご飯を与えることができます。

動きを検知する

ペットカメラには、愛犬の動きに反応して自動で録画や追尾してくれるものもあります。

この機能は、愛犬の変わった様子に気づけるだけでなく、防犯カメラとしても役に立つでしょう。

室内の温度を確認できる

夏の暑い時期などは、室内の温度が心配になりますよね。

ペットカメラには、室内の温度を確認できる機能が搭載されたものもあります。

エアコンの設定温度の目安を確認したり、外出先が近ければすぐに帰宅して対応できるでしょう。

また、スマートフォンからエアコンを操作できるような環境にしておけば、遠くにいても室内の温度を管理してあげることができます。

暗い場所でも撮影できる

暗い場所で撮影できる機能があれば、急に帰りが遅くなってしまうときにも愛犬の様子を確認することができます。

画質が落ちたり、モノクロになって映像から愛犬の様子がわからないこともありますので、環境にあったタイプを選びましょう。

通知機能

通知機能は、愛犬が吠えていたり、人が通ったときなど、様々な室内の動きを通知してくれるので非常に便利です。

愛犬の動きや鳴き声、家族が帰宅したときに通知するだけでなく、火事やガス漏れ、温度などを通知してくれるものもあります。

用途に合ったものを選ぶ

上記で紹介した以外にも、カメラ自体を動かせるものや、おやつが飛び出すものなど様々な機能があります。

また、画質の良さや撮影範囲などは選ぶ際には重要なポイントとなります。

カメラには多くの種類があるので、飼い主さんと愛犬の目的に合うものを選ぶようにしましょう。