中型犬が人気の理由とは?中型犬の種類、小型犬・大型犬との比較!
中型犬の種類
ペットとして多くの家庭で愛されているのが中型犬です。
幅広い犬種の犬が中型犬に分類されていて、海外でも高い人気があります。
中型犬の種類
下記のような犬種が中型犬として分類されています。
- 柴犬
- アメリカンコッカースパニエル
- ウェルシュコーギーペンブローク
- コーギー
- シェットランドシープドッグ
- 日本スピッツ
- バセットハウンド
- ビーグル
- ブルドッグ
- フレンチブルドッグ
- ボーダーコリー
中型犬には、上記の他にも様々な犬種があります。
中型犬の特徴
中型犬には下記のような魅力があります。
ちょうどいいサイズ
中型犬の最大の特徴としてあげられるのが、体のサイズが飼育をするにはちょうど良いことです。
小型犬の場合、小さすぎて抱き上げたときに物足りなさを感じてしまうこともありますが、中型犬ならばよりしっかりとしたスキンシップをとることができます。
大型犬は人によっては飼うのが難しいことも多く、体の小さな子供や女性などは特に扱いにくいことが多いです。
比較的寿命が長い
寿命が比較的長いのも中型犬の特徴になっていて、短くても10年以上生きる犬が多いです。
長寿の犬だと15年以上生きることもあり、長期間同じペットを飼いたい人にも人気がある犬種です。
頭が良い
頭が良い犬が多いことも中型犬の特徴になっていて、むやみに人に吠えないところも飼いやすいとされるポイントです。
中型犬の定義
どのくらいの大きさの犬が中型犬に該当するのか、正確な定義はありませんが、10キログラムから25キログラムまでの犬のことを、中型犬と呼ぶことが多いです。
しかし、必ずしも上記の区分で中型犬の分類がされているとは限らず、利用するペットショップによっては異なる基準が用いられていることもあります。
中型犬は小型犬より丈夫?
中型犬がペットとしておすすめできる理由の一つが、比較的飼いやすいことです。
中型犬と小型犬の違い
ここでは中型犬と小型犬の違いについて紹介していきます。
小型犬は比較的病気になりやすい
小型犬はペットとして改良されてきた種類が多いため、遺伝性疾患になりやすいと言われています。
また、非常に体格が小さい超小型犬と呼ばれているような種類の犬もペットショップでは販売されています。
こうしたタイプの犬は狭い場所でも飼いやすい分、特定の病気になりやすいとも言われています。
必要なエネルギー量の違い
食事量なども小型犬と中型犬では違いが見られ、一般的に体の小さい犬の方が、毎日の食事量も少なくなっています。
しかし、小型犬は体の大きさと比べて、摂取しなければいけないエネルギーの量が多めになっていることも、大きな特徴としてあげられます。
これは動物に必要なエネルギー量が、体重と表面積の比率に関係していることが理由になっています。
小型犬は体重と比較して表面積が広いために、その分多くのエネルギーを必要とします。
それに対して中型犬は体重と比較して表面積はそれほど広くないので、あまりエネルギーの量を気にしなくても食事を与えることができます。
運動量の違い
運動量も中型犬と小型犬では異なっていて、中型犬の方がより多くの運動量が必要です。
そのため、中型犬を飼う時にはより多くの散歩が必要になるでしょう。
トリミング費用の違い
トリミングにかかる費用も小型犬と中型犬では異なっていて、一般的に体の小さい犬の方が、ペットショップのトリミング費用も安くなっています。
小型犬の場合には、5000円から7000円程度の料金でトリミングできるお店もあります。
しかし、中型犬の場合には8000円から10000円ほどの料金がかかることも多いです。
▼小型犬にかかる費用についてはこちら
大型犬よりお金がかからない
大型犬と比較した中型犬のメリットとしてあげられるのが、飼うためのお金があまりかからないことです。
犬1匹にかかる費用は犬種によっても異なりますが、一般的に体の小さな犬の方が、必要な出費も少なくなっています。
大型犬には多くの食事が必要
特に大きな差が出るのが、毎月の食費です。
大型犬は体が大きい分、必要なエネルギーの量も多いため、中型犬よりも多くの食事を用意しなければいけないことも多いです。
月々の合計額に差が出る
1回ごとの食費に大きな差はなくても、月々の合計額や年間費用で比較すると大きな違いが出ることもあります。
特に非常に体格の大きい犬は、食費だけでも毎月多額の出費が必要になります。
飼い始めてから後悔しないためには、毎月必要になる費用のこともしっかりと計算してから、飼う犬を決めた方が良いでしょう。
▼大型犬の飼育費用についての記事はこちら
大型犬は運動量が多い
大型犬は食費以外でも手間がかかることが多く、中型犬よりも必要な運動量が多いことも飼うのが難しいポイントです。
定期的にしっかりと散歩に連れて行ってあげないと、ストレスがたまってしまいます。
中型犬ならば大型犬よりも必要な運動量が少ないので、散歩の回数も調整することができます。
散歩に連れていける時間の余裕のない人には、大型犬はあまり向いていないといえるでしょう。
マンションで飼える?
マンションでペットを飼いたい人が注意すべきなのが、ペット共生住宅のマンションであっても、中型犬を飼えるとは限らないことです。
ペット禁止ではない集合住宅であっても、小型犬のみ飼える場合もあるため、犬の大きさによっては飼育を断られる場合もあります。
マンションで中型犬を飼うには
確実に中型犬が買えるマンションを探したい場合には、物件情報の中に「中型犬可」とはっきり記載されているマンションを探しましょう。
「要相談」と書かれている場合には、契約者ごとに個別に判断されることがあるので、入居をする前にあらかじめ大家さんに確認が必要です。
飼いやすい環境
中型犬を賃貸マンションで飼う場合には、飼いやすい環境にあるマンションを選ぶことも重要なポイントになります。
近くに動物病院がある
賃貸マンションを選ぶときに特に注意した方が良いのが、動物病院までの距離です。
ペットを長く飼っていると病気になることも当然あるので、万が一の事態に備えておくためにも、動物病院が近くにあるマンションの方がおすすめです。
散歩に連れていける場所ある
周囲の環境なども、中型犬を飼うためには重要なポイントになります。
中型犬は散歩も適度にしなければいけないため、散歩に連れて行きやすい場所が近くにある方が便利です。
犬と一緒に遊べる広めの公園が近くにあるマンションなども、中型犬を飼うには向いています。
▼犬を飼う準備や確認しておくべきことについてはこちら!
中型犬のためのおもちゃ
中型犬のためのおもちゃは、小型犬用のものよりも丈夫に作られているものが多いのが特徴です。
手荒に扱っていても壊れにくいおもちゃも多く販売されているので、力が強い中型犬でも扱いやすくなっています。
犬の個性に合ったおもちゃ
中型犬に犬のおもちゃを買い与える場合には、犬の個性に合ったものを選んであげることも重要なポイントです。
素材がゴムのおもちゃ
噛む力が強い犬におすすめなのが、ゴムなどの素材で作られているおもちゃです。
天然ゴムならば適度に硬さがあって丈夫なので、噛んでいるときにゴムが欠損してしまうことも少なくなっています。
木製のおもちゃ
噛む力が非常に強い犬の場合には、木製のおもちゃもおすすめです。
犬の歯を傷つけにくい適度な硬さを持つ木製のおもちゃも販売されています。
木製のおもちゃは手作りのものも多く、使用している木材によってはアレルギー反応を起こしてしまう可能性があります。
購入する前に、使用している木材の種類を確認しましょう。
知育玩具
頭を良くしたい場合には知育玩具もおすすめできます。
おもちゃの中にフードやおやつを入れ、どうすれば食べられるのか頭を使わせることで、考える力がつくことに期待できます。
知育玩具には様々な種類や難易度があります。
パーツが多いものもあるので、誤飲には注意する必要があります。
▼犬の知能についての記事はこちら!