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犬が脱走したら?犬が逃げたときに取るべき行動・脱走対策を紹介!

犬が脱走したら?犬が逃げたときに取るべき行動・脱走対策を紹介!

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脱走する原因は?

脱走する原因は?

「犬が脱走!待っていても帰ってこない…」と背筋が凍った経験のある飼い主さんもいるでしょう。

では、犬が脱走する原因にはどのようなものがあるのでしょうか。

外が楽しそうなとき

犬は外から楽しそうな音や、美味しそうな香りがしてくると「なんだか楽しそう!気になる!」と好奇心に駆られ、外に出てしまうことがあります。

焼き芋屋さんの音がすると外に出てしまう人と一緒ですね。

ストレスが溜まったとき

室内で過ごす時間が長く、のんびりした一日を過ごす犬は、運動不足でストレスが溜まり外に逃げ出すことがあります。

特に飼い主さんがフルタイム勤務などで、あまり散歩してあげられないときには要注意です。

時間があるときは遊んであげる

週末など時間がとれるときには運動させてあげましょう。

ストレス発散にはブラッシングやマッサージなども効果的です。

パニックに陥ったとき

犬は雷や花火の大きな音や、地鳴りなどによってパニックを起こすことがあります。

勝手に外に出ないようしつけをされた犬でも、パニックに陥った時には無我夢中で飛び出してしまうことがあります。

扉を確認する

パニックで脱走したときに1番怖いのは交通事故です。

大きな音がした際には、愛犬が飛び出していかないように扉が閉まっているかチェックしましょう。

花火の時には窓を閉めたり、テレビの音量を上げるなど、大きな音が聞こえないように工夫してあげるのも効果的です。

発情期のとき

ヒート中のメス犬は、フェロモンたっぷりの香りを漂わせています。

メスの香りを嗅ぐと、去勢をしていないオスは追いかけたくてたまらなくなります。

リードに繋ぐこと

外飼い犬はメス犬の香りを嗅ぐと、柵を飛び越えてでも追いかけてしまうこともあります。

脱走できないように、しっかりとリードを繋いでおくようにしましょう。

犬の帰巣本能

犬の帰巣本能

脱走して迷子になってしまった犬は、自力で家に帰ってくることができるのでしょうか?

動物にあるといわれている帰巣本能について紹介します。

帰巣本能とは?

『帰巣本能』とは、群れを作る動物によくみられる本能で、「自分のテリトリーや群れから離れてしまったときに、その場所に戻れる習性」のことを指します。

動物の中では、特にハトの帰巣本能が有名です。

伝書バトとして書簡をハトに括り付けて、元居た場所に戻ってもらうというものですね。

このような習性は人間にはありませんが、犬や猫などの動物や、アリやミツバチなどの虫にも見られます。

帰巣本能はどういう仕組み?

帰巣本能を持っている動物には、体内時計や生体磁石が備わっていて、感覚で方向や距離を測ったり、太陽の位置や自然界の動きをもとに、場所を特定できるといわれています。

加えて、犬は優れた嗅覚を持っているので、漂ってくる嗅ぎなれた香りなどを頼りに戻ってくるといわれています。

犬は帰巣本能で帰ってくる?

「犬には帰巣本能があるから脱走しても安心!」と言うわけではありません。

犬種や生活スタイルによって、この本能がどれだけ研ぎ澄まされているかも異なります。

特に散歩コースが基本一緒というような刺激の乏しい犬は、帰巣本能が弱っている可能性が高いです。

脱走してしまった犬が帰ってくる確率は、帰巣本能だけに頼ると限りなく低いでしょう。

脱走した時の探し方

脱走した時の探し方

脱走した愛犬が帰巣本能で帰ってきてくれれば良いですが、そう上手くいくとも限りません。

待っている飼い主は、まずどこに連絡をして、何をしたら良いのでしょうか?

ここでは犬が逃げたときの対処法を紹介します。

警察・保健所に連絡

愛犬が脱走してしまったときに、まず最初に連絡をいれるべきは、脱走した地域の『警察』と『保健所』です。

愛犬を見かけた人が捕獲依頼を入れているかもしれませんし、すでに保護されているという可能性もあります。

中型・大型犬の場合は、かなり広範囲に渡って移動していることも考えられます。
念のため隣町の警察・保健所にも連絡を入れましょう。

動物病院に連絡

迷い犬で怖いのが、交通事故にあってしまうことです。

家族と離れた不安でパニックになった犬は、右も左も分からなくなり、無理に大通りを渡ってしまうということも考えられます。

交通事故にあっていることや、親切な人が保護して病院に届けてくれていることもあり得るので、動物病院に連絡しましょう。

かかりつけ医だけでなく、地域の動物病院をすべて当たるようにしましょう。

貼り紙をする

ベタな手法ではありますが、迷い犬探しには昔ながらの貼り紙も効果的です。

意外と遠くまで行っていないケースも考えられるので、狭い範囲でもたくさん貼っておきたいものです。

写真や首輪の色など、愛犬を特定できる情報と、連絡先を書いたプリントを作りましょう。

張り紙を勝手にすると、条例違反で処罰の対象となることがあります。
必ず電柱の所有者や、管理している自治体に許可を取ってください。

SNSでアナウンス

SNS上で情報収集するのも効果的でしょう。

愛犬の情報だけでなく、いなくなった町や近くの公園の名前などをハッシュタク付きで入れることで、近くにいる人が見てくれることがあります。

「見かけたかも…?」と思った人も、電話するよりも気軽にコメントできるというメリットもあります。

脱走しないためのしつけ

脱走しないためのしつけ

散歩中にうっかりリードを手放してしまったり、開けっ放しになっていた扉から愛犬が出ていってしまうなど、脱走のタイミングは日常にあふれています。

ここでは脱走対策としてやっておきたいしつけを紹介します。

脱走防止のコマンドとは?

愛犬が脱走しそうな時に、『待て』『おいで』の2つを覚えていると帰ってくる確率が高まります。

小心者や臆病な犬は、外の大きな音におびえて脱走しやすいので、早い段階で教えておくのが良いでしょう。

『待て』のしつけ方

『待て』は下記のような手順でしつけることができます。

  1. まずはおやつを見せながら、手で『待て』のポーズをとりつつ、数秒でも良いので待たせる
  2. ちょっとでも待てたら褒めながらおやつをあげる
  3. 待てるようになってきたら、待ち時間を長くしたり、待たせながら飼い主が見えない位置へ移動するなどアレンジを加える

この練習を繰り返すことで『待て』と言われている間は、動いてはいけないということを覚えさせることができます。

『おいで』のしつけ方

『おいで』は下記のように練習すると良いでしょう。

  1. 少し離れたところから『おいで』と呼ぶ
  2. 近付いてきたら褒めたりおやつをあげる
  3. 少しずつ距離を伸ばしていく

まずは室内で短い距離から練習し、少しずつ距離を伸ばしていきましょう。

おやつを与えることで『おいで』と呼ばれたときに近寄ると良いことがあると覚えさせることができます。

慣れてきたら、気が散る対象の多い野外でも練習させてみましょう。

犬の脱走防止方法

犬の脱走防止方法

愛犬を脱走させないためには、どのような予防策をとればいいのでしょうか。

万が一の時も安心な、脱走防止策を紹介していきます。

門扉やフェンスの高さを確認する

愛犬が自由に歩き回れるエリアにある門扉やフェンスなどの高さを点検しましょう。

の塀が、ジャンプで乗り越えられそうな高さのときは要注意です。

必要に応じて高さを上げる必要があります。

背の高いフェンスや、ネットを取り付けるなどして、外に出られないような環境を整えましょう。

首輪をつけておく

雷が鳴り始めた時や、近所で工事の音が鳴り響いているときなど、愛犬がパニックになりそうだと察知したときは、首輪をつけておくのが効果的です。

興奮した犬を捕まえるのはすごく難しいので、首輪という取っ手があることで捕まえやすくなります。

あくまでも万が一の時に掴むためのものです。
首輪を後ろから無理に引っ張るのはやめましょう。

リードを手から離さない

脱走事件で意外と多いのは、散歩中のすり抜けです。

飼い主がトイレの後処理に夢中になっているうちに、気になる対象を見つけて走り出してしまうようなケースです。

このような脱走を防ぐためにも、リードは常に意識して離さないように注意しましょう。

必要に応じてリードを足で踏んでおいたり、ガードレールなどの柱に仮留めするのも安全です。

マイクロチップを埋める

直接的な脱走防止策ではありませんが、愛犬にマイクロチップを埋めておくと、逃げてしまった後の識別に役立ちます。

首輪に迷子札を付けておくのも効果的ですが、何かの拍子に首輪がどこかに引っかかり取れてしまうこともあります。

しかし、体内に埋め込むマイクロチップなら、なくなる恐れもなく安心です。

迷子犬に対して保健所や獣医がスキャンしてくれるので、保護されれば見つかる確率が上がります。

どうやって埋めるの?

マイクロチップの装着は動物病院で行う必要があり、専用の注射器によって首の後ろに埋め込まれます。

また、施術の費用は動物病院によって異なりますが、5,000円前後かかります。

マイクロチップの義務化

2022年から、犬と猫にマイクロチップを装着することが義務付けられました。

しかし、これは犬や猫を販売しているペットショップなどの販売業者やブリーダー対するものです。

そのため、2022年以降にペットショップで犬や猫を購入すると、すでにマイクロチップの装着がされた状態となります。

今飼っているペットに埋め込むのは『努力義務』とされているため、装着しなくても罰則はありません。