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猫の離乳食へのタイミングとは?ミルクからカリカリまでの切り替え方

猫の離乳食はいつから?おすすめの食べさせ方や切り替え時期を紹介!

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離乳期に猫がミルクを欲しがる

猫がミルクを欲しがる場合

子猫にミルクをあげながら育てる時期は、「こんなにも手間をかけ細心の注意をはらわなければならないのか」と実感しますよね。

大変な時期ではありますが、母性本能をくすぐるかのようなちょっとした仕草や成長が見られるだけで、育てることが大きな喜びとなります。

ここからはミルクから離乳食に切り替えるタイミングや、ミルクを欲しがる猫に離乳食に慣れてもらう方法を紹介します。

離乳食に切り替えるタイミング

猫用ミルクから離乳食への切り替えをいつまでに行えばよいのかと悩む人は多いです。

離乳食に移行するタイミングは、歯が生え始める生後4週齢頃といわれています。

歯を触って確認する

歯が生えていることを確認出来ないときには、歯茎をそっと触って硬く感じるかどうかを確認してみましょう。

硬いと感じるのは歯茎の下で歯が生えようとしているからであり、離乳食に切り替えるタイミングといえます。

離乳食の慣れさせ方

始めは離乳食を嫌がって猫用ミルクを欲しがることもありますが、まずは慣れされることが大切です。

離乳食にミルクを混ぜる

まずは離乳食にミルクを混ぜ、口の近くに運んでみたり匂いをかがせてみましょう。

すると食べ物という認識をし、味に興味が湧いてきます。

徐々に切り替えていく

ここで注意したいのがミルクから離乳食にすぐに移行すべきではないということです。

始めは一口食べて、ミルクを与えるようにします。

そして焦らず徐々に離乳食とミルクの比率を逆転させていくと良いでしょう。

▼子猫のミルクの与え方についての記事はこちら!

▼子猫のご飯についての記事はこちら!

子猫が離乳食を食べる量

子猫が離乳食を食べる量

ミルクを無事に卒乳し離乳食が中心になると、ご飯の作り方や食べる量、何時間おきに食べさせたらいいのかなど、その時々で悩んでしまう人もいます。

子猫に必要なカロリー

子猫は成長にエネルギーを消費するため、体重に対して必要なカロリーは成猫よりも多くなります。

子猫 体重(kg)×160~240kcal
成猫 体重(kg)×80kcal

子猫に必要なカロリーの計算式

子猫の体重を400gとした場合、必要なカロリーは下記のようになります。

▼子猫に必要なカロリーの計算式

0.4(kg)×160〜240(kcal)=64〜96kcal

与えるご飯の量

カロリーの計算のあとに、与えるご飯の量を決めます。

計算したカロリーを与えるには何グラム必要なのか、パッケージを見て計算しましょう。

離乳食によって含まれるカロリーが違うので注意してください。

計算したカロリーはあくまでも目安となるものです。
お腹を壊してしまう可能性もあるので、猫の様子を見ながら調節しましょう。

▼猫のご飯の量についての記事はこちら!

回数を分ける

離乳食が食べられるようになったとはいえ、まだ子猫なので胃は小さく1度に沢山の量を食べることは出来ません。

また消化機能も発達段階にあるため、時間をあけて食べさせましょう。

分ける回数

食事を与える回数は1日の食事量を4~8回くらいに分けて与えましょう。

与える時間の間隔

何時間おきに食べさせればいいのかわからず、1日に何回も離乳食を用意して、子猫がお腹を空かしていないかを気にする人もいます。

子猫の活動量などによって異なりますが、だいたい2時間から4時間おきくらいに与えるのがベストです。

この時間も目安なので、子猫の体調やその時々の状況により異なることを常に頭に入れておく必要があります。

離乳食の作り方

離乳食の作り方はドライフードをお湯でふやかしたり、ミルクでふやかすなどの方法があります。

その場合は、ドライフードに十分な栄養があるかを確認して与えてください。

離乳食を毎回作るのは大変なので、市販されている猫用の離乳食を活用することもおすすめです。

離乳食を食べない場合

子猫が離乳食を食べない場合

ミルクから離乳食に移行したいと飼い主が思っても、離乳食を全く食べないこともあります。

今までミルクだけ飲んでいた子猫はまだ胃が小さく、加えて消化機能もまだ整っていない状態です。

そのため、離乳食の食べさせ方や進め方にも工夫が必要になります。

離乳食に慣れさせる

前述したように、子猫に離乳食を食べさせるには、まずは慣れさせていくことが大切になります。

離乳食を指で子猫の口の周辺につけるなど、においや味に慣れさせたり、ミルクに浸し与えてみることもおすすめです。

食べない状態が続いたら

それでも食べない時は、離乳食を液体状にして哺乳瓶であげてみてください。

液体状にすると、ご飯を食べない子猫が興味を示すこともあります。

また様子を見ながら徐々に離乳食に近い状態にしていくことで、自然と食べられるようになることもあります。

徐々に食べるようになったからといってペースを上げていくのではなく、とにかく焦らずに進めていくことが大切です。

離乳食の温度

離乳食を人肌くらいに温めると、ニオイが強くなり猫の嗜好が上がります。

しかし、風邪を引いているとニオイを感じにくくなり、食欲が低下してしまう場合があります。

母乳から得ていた移行抗体がなくなる時期なので、風邪などの病気にかかりやすくなっています。

そのため、風邪症状や下痢などをしていないか確認しましょう。

子猫に水はいつから与えるの?

子猫に水はいつから与えるの?

猫は元々水を飲む量が少ない動物であり、砂漠などで暮らしていたことが影響しているのではないか、と言われています。

水を飲む量が少ないとはいえ、水分不足やそれに伴い発症する脱水症状など、飼い主さんの心配は絶えません。

水を飲ませるタイミング

猫に水を飲ませるには、子猫の頃から習慣付けることが必要です。

ミルクからの切り替え時期

ミルクから離乳食に移行する時期に、水を与え始めることがベストです。

与える水の種類

与える水はミネラルウォーターなどの硬水は、尿路結石になる可能性があるため避けた方が良いでしょう。

日本の水道水は安全なので、そのまま与えても問題はありません。

浄水器を通した水を与えるのも良いでしょう。

水を飲める環境づくり

いつでも水を飲むことが出来る環境作りは大切です。

新鮮な水を用意する

には常に新鮮な水を用意しておきましょう。

この他にも猫によっては日に当てた水が好みであったり、皿ではなくスポイトによる水分補給を好む猫もいるため、猫が何を求めているのかを知ることは大切です。

水飲み器を数を増やす

水飲み器を部屋のあちこちに置くことで、飲みたいときにいつでも飲むことが出来ます。

普段から積極的に水分を摂取しないのであれば、様々なデザインの水飲み器を置いて興味をひくのも良いでしょう。

猫が水を飲まない場合

成猫の体は50%~60%の水分が必要であり、子猫は60%~80%も必要です。

体の10%の水分が失われるだけで、命に関わることもあります。

そのため、猫が積極的に水を摂取しない場合には、スポイトなどを使って飲ませる必要があります。

どうしても猫が水を飲まないときや元気がないときは、まずは動物病院で相談してみましょう。

▼猫の水分補給についての記事はこちら

カリカリに変えるのはいつから?

カリカリに変えるのはいつから?

離乳食が食べられるようになり、やがてカリカリと呼ばれるドライフードに切り替える日がやってきます。

ここまでの道のりを考えると感慨深いものがありますが、ドライフードに慣れるまでは気を抜いてはいけません。

離乳食からドライフードに切り替える時期

ドライフードをいつから与えればいいのか疑問に思う人もいるでしょう。

切り替えるタイミングは、乳歯が生えそろう生後6週間頃が一般的に適した時期と言われています。

しかし適した時期とはいえ、ミルクしか飲まなかった状態から離乳食へと移行した時期を振り返ると、急に味わったことのないものを目の当たりにするので猫は驚いてしまうものです。

ドライフードをふやかして与える

猫がご飯を食べないと不安になってしまう人は多いですが、まずは食べさせ方を変えてみる工夫が必要です。

例えば、ドライフードのみを与えずお湯でふやかして与えてみましょう

少しずつお湯のを減らしていき、徐々にドライフードのみを食べられるようにしていきます。

ふやかす期間

いつまでもふやかしたものを与えていると、成猫になってからもウェットフードかふやかしたフードしか食べてもらえないことがあります。

そのため、約2週間ほどを目安に切り替えていくと良いでしょう。

しかし、あくまでも目安となる期間です。

個体差もあるので、消化器官に負担をかけないように様子を見ながら切り替えていきましょう。

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