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猫のお迎えに必要なものとは?飼う前に知っておくべき事を紹介!

猫のお迎えに必要なものとは?飼う前に知っておくべきことを紹介!

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猫を飼いたいと思ったら

猫を飼いたいと思ったら

日々の生活に寂しさを感じて、猫を飼いたいと思う方もいるでしょう。

しかし、猫を飼うには大変なことも様々あります。

ここでは、猫を飼う前に知っておくべきことや、考えておくべきことについて紹介します。

まずは猫との生活をイメージしてみる

今までペットを飼ったことがない方は、猫と生活を始めたら、暮らしにどのような変化があるかをイメージしておくと良いでしょう。

また、猫を飼うということは、大切な命をひとつ預かることに他なりません。

猫は飼うことで人生変わると言われることがあるほど、家族にとって大きな存在となります。

いざ飼い始めてから「飼うんじゃなかった…」と後悔することがないようにしましょう。

猫の寿命について

猫は人と違い短命です。

猫の平均寿命は約15歳といわれており、子猫の段階でお迎えした場合はおおよそ14、15年の付き合いになります。

将来を想像しておく

猫をお迎えし共に生活していくなら、15年先の将来を想像する必要があります。

また、猫は8歳を過ぎた辺りからお年寄りに分類されます。

そうなったとき、「猫のお世話をちゃんとしてくれる人がいるか?」「継続してお世話できるか?」など猫や自身の将来を想像しておきましょう。

住環境について考える

猫が言葉を話せれば、環境に対して文句も言えるのですがそうもいきませんよね。

猫と暮らすなら、猫にとってどういった環境が快適なのかをしっかりと考えておきましょう。

マンションやアパート

マンションやアパートには、ペット不可であったり、猫は不可など条件に違いがあります。

自分の住んでいる物件の条件は必ず確認しておきましょう。

快適な温度

猫の種類によっても違いはありますが、猫にとって快適な温度は25~28度といわれていて、人よりも少し高めです。

また、クーラーが苦手な猫も多くいるため、設定温度を低くしたり、直接当たらないように工夫する必要があります。

片付け

細かいものが散らかっていると、猫が遊んで物がなくなったり、誤飲してしまう恐れがあります。

猫に触られたくないものや、小さなものは必ず片付けなくてはなりません。

運動できるスペース

猫は運動しないとストレスが溜まってしまいます。

特に上下運動ができるかが重要です。

そのため、キャットタワーを設置するなど、運動ができるスペースを確保してあげる必要があります。

猫の習性

猫の野性的な一面についても知っておきましょう。

爪とぎをする

猫は野生で狩りをしていたため、武器である爪をとぐ習性があります。

また、ストレスが溜まったり、マーキングを目的として爪を研ぐこともあります。

そのため、猫に壁や家具などで爪とぎをされて、家中がボロボロになってしまいます。

爪とぎ器を用意しても、様々なところで爪とぎをしてしまうため、完全に守るのは難しいでしょう。

寝ているときに動き回る

猫は『薄明薄暮性動物(はくめいはくぼせい)』なので、人がまだ寝ている早朝に動き回ることが多いです。

明け方や夕暮れに活発になる性質を『薄明薄暮性』と言います。

睡眠を妨害され、人によってはストレスになりますので、そういった覚悟もしておく必要があります。

猫のお迎え前日までにできること

猫のお迎え前日までにできる事

猫との生活をする決心が付いたら、お迎えする当日に慌てることがないように、しっかりと事前準備を済ませておきましょう。

お迎えまでに行うべきアクション

猫をお迎えするまでにやっておくべきことがいくつかあります。

以下のアクションを行うことにより、円滑に猫との生活を始められるでしょう。

会って匂いを覚えてもらう

猫は人と違い、外見で誰かということを判断するのではなく、匂いで覚えています。

いきなり知らない匂いばかりのところに飛び込むと、猫は緊張してしまい体調を崩しかねません。

そうならないためにも、何度か猫に会いに行き、匂いを覚えてもらいましょう。

どんな子か把握しておく

お迎えする猫がどんな性格の子なのか、特徴を把握しておくことが重要です。

成猫はすでに性格が形成されていますが、子猫の場合はまだまだこれからです。

実際に触れあってみるのもいいですが、直接担当のブリーダーに聞いてみるのが確実でしょう。

よく食べるフードなど、好みの傾向も聞いておけば事前の準備の際に役に立ちます。

なんとかなるだろうと考えるのは厳禁

「とりあえず飼ってみればどうにかなるだろう」といった甘い考えで、事前の準備を疎かにするのは絶対にやめましょう。

猫も人と同じで一生懸命生きています。

人と違うのは、自分の意思を言葉に出して伝えることができない点です。

猫を飼うことに対して責任を持ち、事前の準備は万全にしましょう。

猫のお迎えセット

猫のお迎えセット

事前準備として、下記のような飼育グッズも用意しておきましょう。

用意すべき物

猫の飼育グッズはいくつかありますが、快適に生活する上で必ず用意した方がいいものがあるので紹介します。

好みに応じたキャットフード

当然ながら猫にも食事が必要なので、キャットフードは必ず用意しましょう。

人と同じ食事を与えてしまうと、栄養価が偏ってしまい体調不良や肥満に繋がるのでおすすめできません。

キャットフードはドライフードとウェットフードを用意し、どちらも『総合栄養食』と記載された物を用意しましょう。

総合栄養食とは、そのフードとお水だけを摂取している状態で健康が維持できると認められたフードのことです。

猫用の食器

食事をするためには、猫用の食器が必要になります。

素材はプラスチック、陶器、ステンレスなど様々ですが、猫用のものならどれも食事をしやすい形状になっています。

軽めの素材よりも、ある程度重量がある方が安定するので食べやすいようです。

フード用の食器と、飲み水用の食器を用意しましょう。

トイレ

トイレを用意してあげないと、好き勝手な所に粗相をして大変なことになってしまいます。

そのため、トイレは必ず用意するべきでしょう。

▼猫の粗相についての記事はこちら

爪とぎ

家の壁や家具などに爪とぎされるのを軽減できるので、爪とぎ用のグッズは必須と言えます。

爪とぎ用のグッズには様々な素材のものがあるため、猫の好みに合うものを探しましょう。

爪とぎを用意したからといって、必ずしもそこで爪とぎをするとは限らないので、過信はできません。

▼猫の爪とぎについての記事はこちら!

キャリーケース

猫をお迎えする当日や、一緒におでかけする時に必要になるのがキャリーケースです。

病院へ連れて行く時にも必要になるため、購入しておくべきものでしょう。

移動専用のキャリーケースでなくとも、サイズが小さめのケージで代用する事もできます。

スターターセットが便利

上記で紹介したものは、猫の飼育のスターターセットとして販売されています。

個々に揃えるよりも、スターターセットを購入した方が手間が省くことができ、安くあがることもあります。

お迎えした猫のご飯・トイレ

お迎えした猫のご飯・トイレ

ここでは猫をお迎えしたときの、ご飯やトイレについて紹介します。

食事の与え方

猫の食事は、当面はブリーダーが与えていた物と同じフードを与えるようにしましょう。

いきなり今までと違ったフードを与えようとすると残したり、そもそも食べないことがあります。

どのような物を与えていたかは、直接ブリーダーに尋ねれば分かります。

▼猫の食事の与え方についての記事はこちら

トイレの設置の仕方

トイレは事前に設置しておきましょう。

推奨される設置場所は、なるべく静かで回りに人がいない所です。

人がいる所だと、慣れないうちは人を怖がり、上手くトイレができないことが多いからです。

また、一度設置場所を決めたら、その後は極力場所を変えない方が、猫もトイレの場所をちゃんと覚えられます。

▼猫のトイレの設置場所についての記事はこちら

排泄物の確認

新しい環境になると、猫はストレスを抱えることがあります。

猫は言葉でストレスを感じていると伝えられませんが、排泄物で判断することができます。

便秘・下痢になりやすい

猫はストレスを感じると、便秘や下痢になることがよくあります。

環境に慣れてくれば自然と収まりますが、数日経っても症状が収まらないときは、病院で診察を受けるのが良いでしょう。

▼猫のうんちで健康状態を確認する方法についての記事はこちら!

お迎え初日の注意点

お迎え初日の注意点

猫を新しい家族として迎えた当日は嬉しくてたまらないですよね。

しかし、下記のように気を付けないといけない点がいくつかあります。

環境に慣れさせることを優先する

猫を家族として迎え入れた当日は、とにかく環境に慣れさせることを優先しましょう。

そっとしてあげる

最初はどうしても猫を可愛がりたくなる気持ちが大きいことでしょう。

しかし、可愛がり過ぎてしまうと猫が疲れてしまうので、必要以上に触ったりしないでそっとしておくことが大切です。

大勢の人に対面させない

初日から大勢の人に対面させてしまうと、猫も環境の変化に疲れて、馴染むのが遅くなってしまいます。

家族に紹介したい、触らせたいなどの気持ちは分かりますが、一週間ほど時間をかけて徐々に慣れさせましょう。

睡眠の邪魔をしない

猫は人と同じく十分は睡眠を必要とします。

眠っている時は起こさないで、たっぷりと睡眠させましょう。