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猫は引っ越しにストレスを感じる?引っ越しトラブルと解決法を紹介

猫は引っ越しにストレスを感じる?引っ越しトラブルと解決法を紹介

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新居に慣れるまでの期間

新居に慣れるまでの期間

人にとって、引っ越し新しい環境に向けての不安と期待が伴うイベントですが、猫にとってはその環境変化が大きなストレスとなることも……。

新居に移ってから、どれくらいで猫は慣れてくれるのでしょうか。

猫が新居になれるまで

猫によって個体差がありますが、新しい家の雰囲気に慣れるまで、一般的に約1~2週間は落ち着かないことが多いと言われています。

その間に問題行動を起こしてしまったり、体調不良に陥ってしまうこともあるので、猫と一緒の引っ越しは入念な心のケアが必要です。

引っ越し直後に見られる行動

引っ越しという大きな環境変化にさらされた猫は、ストレスが原因で普段と異なる行動をとることがあります。

  • トイレではない場所で粗相をする
  • 食欲不振になる
  • 嘔吐する
  • 毛づくろいをしなくなる
  • あまり動かなくなる
  • 人に対して攻撃的になる
  • 脱走しようとする など

これらの問題行動は、引っ越し直後の猫によく見られます。

どれも環境の変化から来るストレスが大きな原因です。

荷造りや荷解きでドタバタするタイミングではありますが、できるだけ愛猫の相手をしてストレスを軽減できるように努めましょう。

スプレー行為をしてしまう

スプレー行為をしてしまう

ストレスにさらされた猫がスプレー行為をすることがあります。

このスプレー行為とは、どのようなものなのでしょうか。

また、やめさせるための方法をご紹介します。

スプレー行為とは

猫は自分の縄張りを示すために、自分の匂いを家具や壁などに付けることがあります。

具体的には爪とぎをしたり、体をこすりつけたり、尿をかけるスプレーなどがマーキング行為と呼ばれます。

このマーキング行為の一種であるスプレー行為は、普段よりも濃い尿とあって、強烈な臭いに悩まされる飼い主さんは多いものです。

猫が強いストレスを感じたときと、発情期にスプレー行為が出やすいと言われています。

なぜ新居でスプレー行為をするのか

「せっかく引っ越したばかりの新しい家で、猫にスプレー行為をされてしまった……。」というケースは珍しくありません。

猫がスプレー行為をするのは、強いストレスが原因であることが多いからです。

引っ越しという大きな環境変化に慣れない猫が、新しい場所を自分の縄張りにするためにあちこちに尿をかけているのでしょう。

やめさせる方法とは

新居を汚さないためにも、出来るだけ早くやめさせたいスプレー行為。

対応策は2つあります。

徹底的に掃除をして匂いを残さない

猫は自分の匂いが付いた場所に、何度もスプレー行為をする傾向があります。

よって、尿をかけられてしまった場所は、消臭スプレーなどを使って徹底的に掃除をしましょう。

香りを残さないことで、2度目、3度目と続くリスクを防ぐことに繋がります。

猫のストレス解消に取り組む

新居でのスプレー行為の原因は、ストレスの負荷が問題です。

猫にとってリラックスできる環境をできるだけ早く準備してあげると共に、意識して一緒に遊ぶ時間を確保してあげましょう。

▼猫のスプレー行為についての記事はこちら

ストレスでトイレをしない

ストレスでトイレをしない

猫によっては引っ越し直後からトイレをしなくなってしまうことがあります。

愛猫がそのような状態に陥ってしまったら、どうしたらいいのでしょうか。

原因と対処法を探ります。

猫がトイレをしなくなる原因

猫の排泄が止まってしまう原因として考えられることをご紹介します。

ストレスが原因

人間でも旅行先など、慣れない環境だとお通じが止まってしまうことがありますが、それと同じ状況です。

新しい環境にまだ慣れておらず、ストレスにさらされていることが原因でしょう。

食欲の低下が原因

また、引っ越し直後に食欲が落ちてしまう猫も多いです。

食べる量が減ってしまうことで、必然的に出るものも減ってしまうのです。

▼猫がトイレを失敗する理由についての記事はこちら

トイレをしない場合の対応

新居での排泄をしない場合に、どのような治し方があるのでしょうか。

食事量を確認する

猫の餌や水分摂取量を見直してあげましょう。

緊張をしていてあまり食べていないというケースはよくあります。

必要に応じて水分の多く含まれるウェットフードを取り入れてみたり、ジェルタイプのチュールを与えるなどして、排泄が促されるのを待ちましょう。

トイレ環境を整える

新しい家に引っ越したからといって、新しいトイレを準備するのはNGです。

猫にとって変化を最小限にとどめるためにも、以前使っていたトイレを持っていくようにしましょう。

できれば匂いのついた砂も混ぜてあげると効果的です。

また、猫にとって安心できる場所にトイレを設置することも大切です。

▼猫のトイレの場所についての記事はこちら

2、3日待ってもダメなら病院へ

おしっこを我慢しすぎると膀胱炎のリスクが高まり、さらに悪化すると腎不全の恐れが出てきます。

また、便秘が続きすぎることで引き起こされる腸のトラブルも心配です。

おしっこが2日以上出ていなかったり、うんちが3日以上ない場合には、動物病院に相談しに行きましょう。

▼猫のうんちでわかる体調チェックについての記事はこちら

引っ越しストレスで吐く

引っ越しストレスで吐く

前述したように、引っ越し直後に食欲が落ちる猫は多いものです。

その中でも、よりデリケートな猫は食べたものを吐くことまであります。

そのようなときはどうしたら良いのでしょうか。

猫の食欲が落ちる原因

引っ越しという移動そのものから来るストレスと、見慣れない環境への不安感から食欲不振に陥る猫は多くいます。

少しずつでも食べようという意思が見られれば問題ありませんが、「まったく食べる気がない」というのは心配です。

「数日様子を見ても食べない……。」という場合には、体調不良や病気の可能性もあるので、動物病院に相談しましょう。

猫が吐いてしまう原因

猫は他の動物と比べてもストレスを感じやすい生き物であるため、精神的負荷がかかると食欲不振を通り越して吐くこともあります。

ストレスによって胃酸の分泌が進み、吐き戻しが増えているのかもしれません。

少し様子を見ても落ち着かない場合は、消化器系の病気の可能性もあるので、念のため病院を受診しましょう。

▼猫の吐き戻しの原因についての記事はこちら

猫が吐く場合の対処法

新居へ移動したストレスから猫の吐き気が止まらない場合、できることが幾つかあります。

一度に食べる量を減らし、何回かに分ける

食欲がないときにいつもの量のフードを出してしまうと、より食欲が落ちてしまうものです。

消化力も落ちているタイミングなので、小分けにして、頻度を多くあげるように調整しましょう。

▼猫の餌の量についての記事はこちら

ジェルタイプのフードなどを取り入れる

かたいフードがのどを通らないようであれば、ウェットタイプやジェルタイプのものを取り入れてみましょう。

食欲不振が続いているときは、何か胃に入れてあげることを念頭に、お気に入りのオヤツを与えるのも効果的です。

▼猫の流動食についての記事はこちら

ストレス軽減に努める

引っ越し直後のストレスを出来るだけ軽減できるように、環境面からも精神面からも愛猫のサポートに徹しましょう。

脱走してしまう

脱走してしまう

どうしても新しい家に慣れず、脱走してしまう猫もいます。

なんとか前の家に帰ろうとしているのでしょう。

脱走を防ぐためには、どのような点を意識したら良いのかご紹介します。

猫が脱走する原因

ストレスを感じやすい猫は、引っ越し直後に脱走することがあります。

一度脱走してしまうと、「帰ってこない……。」と心配する日々を過ごすのも辛いですし、最悪のケース事故に合ってしまう危険性も考えれます。

猫の脱走を防ぐために

猫の命を危険にさらす脱走劇は、なんとしても避けたいものです。

引っ越し前に脱走ポイントを確認

猫の脱走経路としては、玄関のドアと窓が大きな原因です。

猫が自由に動きまわれるエリアの中でも、どこがリスクポイントになるのかを、引っ越し前にしっかりと確認しておきましょう。

脱走経路をブロックする

玄関のドアをはじめ、猫の脱走に繋がりそうな場所が分かったら、一人で抜け出せないように対策を施しましょう。

家具の配置などで抜け出せないようにしたり、必要に応じてホームセンターなどで売っている脱走防止ゲートを取り付けるのも効果的です。

網戸も要注意

なお、賢い猫は網戸を自分で開けてしまうこともあります。

網戸にも鍵が付けれる『網戸ストッパー』も忘れずに取り付けましょう。

マイクロチップを付ける

万が一脱走してしまったときに備えて、引っ越し前にマイクロチップを付けておくと安心です。

動物病院で簡単に取り付けることが可能なので、かかりつけ医に相談しましょう。