1. HOME
  2. お手入れ
  3. トイプードルのカットスタイル!サマーカット・秋冬のおすすめを紹介
お手入れ

トイプードルのカットスタイル!サマーカット・秋冬のおすすめを紹介

お手入れ

トイプードルのトリミング頻度

トイプードルのトリミング頻度

トイプードルを飼う際は、小まめなブラッシングやシャンプーカットといったお手入れを心がけることが大切です。

まずはトイプードルの毛の特徴についてや、トリミングの頻度について解説していきます。

トイプードルの被毛の特徴

トイプードルは1ヶ月に1cmから1.5cm被毛が伸び、常時被毛が生え変わりをしています。

トイプードルの毛はシングルコートという構造なので、ダブルコートの犬種と比較すると毛量少ないと言えます。

しかし、カーリーコートが密生している毛質なので、抜け毛が他の毛に絡まり毛玉ができやすいというのが特徴です。

毛玉ができると熱中症になりやすくなったり、ノミやダニが住みついたりするリスクが高まります。

▼トイプードルの毛についての記事はこちら!

ブラッシングの頻度

ブラッシングは1日に1回が基本です。

少なくとも2日に1回はブラッシングをしましょう。

毛玉は下記のような部分にできやすいので、しっかりとほぐしてあげましょう。

  • 脇の下
  • 耳裏の付け根
  • 内股 など

▼犬のブラッシングについての記事はこちら!

シャンプー・カットの頻度

シャンプーは2~3週間に1回、カットは月に1回が基本です。

トリミングサロンでは、シャンプーや爪切り、肛門腺絞りなどはカットのコースの中に含まれていることが多いようです。

カットは自分で行うこともできますが、愛犬が嫌がる場合、ハサミを持っての作業はとても危険です。

嫌がったり暴れたりしてしまう場合は、トリミングサロンを利用することをお勧めします。

犬の洗い方についての記事はこちら!

トリミングサロンの利用頻度

トリミングサロンの頻度は、シャンプーのために半月に1度、カットのために1ヶ月に1度というペースで利用している人が多いです。

自分でやる場合

日ごろのお手入れは自宅でしつつ、1ヶ月半~2ヶ月に1度トリミングサロンを利用するという利用方法もあります。

季節で頻度を変える

普段は1ヶ月に1度、冬場だけ2ヶ月に1度というように、季節に応じてサロンの利用頻度を変えている人もいるようです。

このように、トリミングサロンの利用頻度は、季節や自分でどの程度お手入れできるかによって変わります。

3ヶ月以上トリミングに行かないと、長い毛が目や耳、皮膚などにトラブルが起こったりケガの原因にもなるので、定期的にケアをしてあげる必要があります。

トリミングサロンに行くことで、トリマーが症状に気づき、病気が見つかるケースなどもあるようです。

トリミングサロンの費用

トリミングサロンでカットにかかる料金は、犬種やサイズ、住んでいる場所などによって異なりますが、5,000円以上かかることが多いです。

また、毛玉の量が多いと別途で料金がかかってしまうことがあります。

トイプードルの場合、料金が他の犬種よりも比較的高く設定されていることが多いようです。

カットのデザインや犬の性格などによっても料金が異なることがあるので、トリミングサロンを予約する際に確認してみると良いでしょう。

▼トリミングについての記事はこちら!

パピーカットとは?

パピーカットとは?

1歳~1歳半のトイプードルの毛質は柔らかくふわふわです。

この産毛のようなやわらかい毛質を活かしたカットのことを『パピーカット』と言います。

子犬のトリミングはいつから?

小さいころからトリミングサロンを利用することで、将来トリミングサロン嫌いにならないように慣れさせることができます。

そのためには、生後3~4ヶ月がトリミングデビューに最適と考えられています。

理想的なスタイルにはできない

初めてトリミングサロンへ行くのだからと、カタログを見て可愛いスタイルを探したくなる飼い主さんも多いでしょう。

しかし、カタログに載っているようなスタイルは、成犬用である場合が多いため、この時期には適さないものになります。

やりたいスタイルのベースにしてもらう

子犬の真綿のようなふわりとした毛質を活かしたスタイルにしつつ、将来的に挑戦したいスタイルのベースとなるようなカットをしてもらうことをおすすめします。

初めての子犬は慣れていないため無理をさせず、数回に分けて挑戦したいスタイルに近づけてもらいましょう。

自宅カットするには

怖がりな性格で、まだトリミングサロンへ連れていくのは難しそうという場合は、自分でカットすることもできます。

自宅カットのやり方

自宅カットのやり方について紹介していきます。

  1. まず「皮膚の状態」や「触って嫌がらないか」などの健康チェックをします。
  2. 次に丁寧にブラッシングをします。
  3. 足裏の毛は1mm前後の刃の足裏バリカンでカットし、体や顔はバリカンやスキバサミを使って整えていきます。

▼自宅カットのやり方の詳細はこちら

慣れることが目的

サロンへ行くにしても、自分でお手入れをするにしても、最初からきちんとトリミングができるようになることを目的とするのではなく、トリミングに慣れることを目的として子犬と接するようにしましょう。

トイプードルのカットスタイル集

トイプードルのカットスタイル集

トイプードルは被毛がふわふわで毛色も様々なので、カットによりいろいろな印象を楽しむことができます。

ここからは人気のトイプードルのカットスタイルを紹介します。

まんまるカット

まんまるカットはトイプードルの愛らしさが引き立つ定番のカットスタイルです。

顔全体を丸くカットすることにより、全体が丸く柔らかい仕上がりになります。

耳が短めの場合、顔がより丸く仕上がるので特におすすめです。

 

この投稿をInstagramで見る

 

しーちゃん(@c_chan0517)がシェアした投稿

(写真のワンちゃん・・・c_chan0517さん)

アフロカット

アフロカットはトイプードルのスタイルの中で群を抜いて人気のあるカットスタイルです。

頭の毛にふわふわとボリュームを付け、頭と耳の境目をなくすようにカットするスタイルです。

これによりクリッとした目がより可愛らしく見えるようになります。

全体的にもこもことした仕上がりなので、小まめなお手入れが必要です。

 

この投稿をInstagramで見る

 

moanaモアナ🐚(@moana_aloha0213)がシェアした投稿

(写真のワンちゃん・・・moana_aloha0213さんのモアナちゃん)

テディベアカット

テディベアカットは、頭と顔で1つの丸をつくり、耳をはっきり分けるようにカットするスタイルです。

トイプードルのカットスタイルの中ではポピュラーなカットです。

スッキリとしたカットにより毛玉ができにくく、お手入れが楽になこともポイントです。

バリエーションが豊富

テディベアカットはバリエーションが豊富です。

耳を短めに丸くカットすれば少し幼いイメージになり、逆に耳を長く伸ばしてエレガントな雰囲気を楽しむこともできます。

口の周りを丸くカットすることで可愛らしさが増します。

たち耳を利用してテディベアカットをすると、ぬいぐるみとしか思えないような愛らしい印象になります。

足の毛を、足先に向かって広がった形の『ブーツカット』と組み合わせても良いでしょう。

 

この投稿をInstagramで見る

 

まめ(@mame.y0303)がシェアした投稿

(写真のワンちゃん・・・mame.y0303さんのまめちゃん)

キノコカット

キノコカットは、頭と鼻先にボリュームをつくり、頬周りは刈り込むスタイルです。

耳が長く毛量が多いタイプにおすすめです。

 

この投稿をInstagramで見る

 

aki★daaa★★★★(@aki_____daaa)がシェアした投稿

(写真のワンちゃん・・・aki_____daaaさんのぷーちゃん)

モヒカンカット

モヒカンは、頭の上の毛を立てるようにカットするヘアスタイルです。

カッコいいイメージのスタイルなので、男の子におすすめです。

 

この投稿をInstagramで見る

 

千葉 里恵子(@rieko.c)がシェアした投稿

(写真のワンちゃん・・・rieko.cさんのらいおんちゃん)

トップノット

トップノットは、頭上の毛を結びアクセサリーをつけ、顔周りをスッキリさせたスタイルです。

上品なイメージになるため、女の子におすすめです。

 

この投稿をInstagramで見る

 

Nancy☆(@heynancy0425)がシェアした投稿

(写真のワンちゃん・・・heynancy0425さんのガブリエルちゃん)

夏におすすめのトイプードルのカットスタイル

夏におすすめのトイプードルのカットスタイル

夏の暑さで熱中症にならないように短めカットにすることを『サマーカット』といいます。

体に熱がこもらないようにするためには、サマーカットが効果的です。

サマーカットの注意点

サマーカットは何ミリまで刈り込んだスタイルといった定義が曖昧です。

そのため、トリミングサロンで「サマーカットをおねがいします」とだけ言うと、自分が思っていた以上に刈り込まれてしまうこともあるようです。

涼しさだけを考えた場合は、短ければ短いほど涼しくて良いのではないかと思ってしまいますよね。

しかし、短くしすぎたことによって直射日光が皮膚にあたり、熱中症のリスクが高まってしまうこともあります。

この他にも、散歩中にノミやダニが直接皮膚につきやすいというデメリットもあるので注意しましょう。

おすすめのサマーカット

デザイン性も健康面も考慮したおすすめのサマーカットは、バリカンで6mmから1cmの毛の長さに仕上げるというやり方です。

毛量も含めトリマーと相談するとよいでしょう。

▼サマーカットについての記事はこちら!

夏のカットスタイル

夏には下記のようなカットスタイルがおすすめです。

ラムカット

夏はメリハリが上品な『ラムカット』がおすすめです。

体や顔周りは5mmの長さにスッキリとカットし、耳に厚みを持たせたカットスタイルです。

口周りがすっきりしているので、食事後のお手入れが楽というメリットがあります。

あまりツルツルに剃るのには抵抗があるという人におすすめのカットスタイルです。

 

この投稿をInstagramで見る

 

ANGIE(@angie_toypoodle)がシェアした投稿

(写真のワンちゃん・・・angie_toypoodleさんのアンジーちゃん)

テディベアカット

体全体は5mmの長さにすっきりとカットし、耳は丸くぬいぐるみのようにしたテディベアカットは、飛び跳ねた時に耳がアクセントになり、かわいらしい印象になります。

胴回りを短くカットして熱中症対策をしながら、丸味を帯びたトイプードルらしい個性を残したいという人におすすめです。

秋冬におすすめのトイプードルのカットスタイル

秋冬におすすめのトイプードルのカットスタイル

ここでは秋冬におすすめのカットスタイルを紹介していきます。

トイプードルは寒さに強くない

トイプードルは寒さにはあまり強くありません。

その理由は、前述しましたがトイプードルは毛量少ないシングルコートという被毛のため、外気の影響を受けやすいという特徴があるからです。

秋冬は寒さ対策も含めたカットスタイルを考えるとよいでしょう。

こまめなブラッシングが大切

毛が長くふわふわとしたカットスタイルの場合、毛玉ができないよう毎日の小まめなブラッシングのお手入れがより大切となります。

冬場は静電気が発生しやすいので、犬用の静電気防止用スプレーなどグッズを上手に利用しながらお手入れを欠かさないようにしましょう。

秋冬のカットスタイル

秋冬は下記のようなカットスタイルが人気です。

テディベアカット

秋冬で人気ランキング1位のカットスタイルは、テディベアカットです。

秋冬は暖色系で毛を長めに残しながらテディベアカットをすれば、もこもこした毛並みが温かみを帯び、かわいらしさが増すということで、とても人気があります。

ふんわりカット

ふんわりカットも人気です。

全体個々の骨格や毛量、雰囲気に合わせながら、的にふんわり丸味を帯びた姿にカットしてもらえます。

 

この投稿をInstagramで見る

 

ラテ(@latte0201)がシェアした投稿

(写真のワンちゃん・・・latte0201さんのラテちゃん)

ピーナッツカット

ピーナッツカットは、頭と口元に丸味を持たせた人気のスタイルです。

正面から顔を見た時にピーナッツのようにみえることからピーナッツカットと呼ばれています。

『マズル』が長くテディベアカット向きではないタイプのトイプードルは、このピーナッツカットに挑戦してみてはいかがでしょうか。

マズルとは、前方に突き出している鼻先から口周りの部分です。

 

この投稿をInstagramで見る

 

ちくわ(@chi_kuwakun)がシェアした投稿

(写真のワンちゃん・・・chi_kuwakunさんのちくわちゃん)

トリミングサロンでの伝え方

トリミングサロンでのオーダーの仕方として大切なことは、しっかりとトリマーにイメージを伝えることです。

下記のように、丁寧にイメージを伝えましょう。

    • どの部分をどのくらいカットするか、どこにボリュームを持たせたいかなど、できるだけ具体的にトリマーに伝える。
    • 希望カットの写真カタログを持参する
    • 嫌だと思うイメージを伝える
    • トリマーの意見をしっかりと聞く

また、洋服を着せているようであれば、洋服と相性の良いスタイルを提案してもらえたり、洋服との摩擦を考えたカットを提案してもらえるかもしれません。