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猫にラグをダメにされた人必見!ひっかく・吐くなどお悩みごとの対処法

猫にラグをダメにされた人必見!ひっかく・吐くなどお悩みごとの対処法

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フローリングとラグどっちが良い?

フローリングとカーペットどっちが良い?

猫にとってフローリングとラグ、どちらが良いのか悩む飼い主さんも多いのではないでしょうか。

まずは、それぞれのメリットとデメリットについて解説していきます。

フローリングのメリット・デメリット

フローリングの場合、掃除がしやすい、夏場は涼しいなどのメリットがあります。

しかし、傷が付きやすい、転倒してケガをするなどの危険性も……。

また、冬場は冷えたり、音を吸収しないため足音が響くなどのデメリットもあります。

ラグのメリット・デメリット

ラグはフローリングとは違い、寒い時期は暖かく、足音が響かないため音が気にならないなどのメリットがあります。

また、転倒によるケガを防ぐ効果も期待できます。

しかし、掃除をするのが大変だったり、フローリングより費用がかかるなどのデメリットもあります。

ラグがおすすめ?

このように、フローリングとラグにはそれぞれのメリット・デメリットがあります。

しかし、猫の安全や過ごしやすい環境作りを最優先に考えると、ラグの方がおすすめです。

ラグを部屋の全面に敷き詰めれば、転倒によるケガのリスクを減らすことにつながるでしょう。

ラグに猫の毛が付く

ラグに猫の毛が付く

ラグについた猫の毛に悩まされている飼い主さんも少なくないのでは。

続いては、ラグについた猫の毛掃除方法や抜け毛掃除に適したラグをご紹介します。

猫の抜け毛の原因とは

猫には『換毛期』と呼ばれる毛が生え変わる時期があり、一般的に、春と秋の年2回あるといわれています。

換毛期以外でも老化や環境などが原因で抜け毛は起こるため、猫を飼っている人は常に抜け毛対策に向き合う必要があります。

ラグについた抜け毛の取り方

ふわふわで軽い猫の毛は、空気中に舞い上がりやすいため「掃除したばかりの床がすぐに毛だらけになってしまう………。」ということはよくある話です。

当然のことながら、ほこりや毛は上から下へ落ちていくため、高いところから低いところへ向かって掃除を進めていくのが掃除の基本です。

そのため、まず最初に高いところをハンディモップなどで掃除してからラグをお手入れしましょう。

その後、ラグに付いた猫の抜け毛を『粘着ローラー』や『専用ブラシ』で取り除き、掃除機で吸い取ります。

ゴム手袋で掃除

それでも抜け毛が取り切れない場合は、キッチンで使用するような『ゴム手袋』でこすってみてください。

コスパが良いだけではなく、毛が束になって取れるのでおすすめです。

毛足短めのラグがおすすめ?

猫の抜け毛に悩む飼い主さんには、『毛足短めタイプ』のラグをおすすめします。

毛足の長いシャギーラグだと、猫の毛が絡まってしまい、なかなか掃除機できれいに取りきることができません。

しかし、毛足が短いラグであれば、猫の毛が絡みにくいため掃除がしやすくなります。

猫がラグに吐く

猫がラグに吐く

猫が吐いてしまったとき、フローリングの場合はお掃除が簡単ですが、ラグに吐いてしまったときは少し手間がかかってしまいます。

ラグに吐いてしまったときの対処法についてご紹介しますので、是非参考にしてみてください。

掃除・消臭方法

猫がラグに吐いてしまったときは、次の順番で対処しましょう。

1.吐しゃ物をティッシュやキッチンペーパーなどで広がらないように取り除く
2.マイペットなどの洗剤を雑巾やティッシュなどに吹きかけ、吐いた箇所をトントン叩く
(汚れが取り除けるまで何度も繰り返すことがポイント)
3.汚れが取れたら、ぬるま湯ですすいだ雑巾で洗剤を取り除く

臭いが気になる場合は、消臭スプレーを吹きかけてください。

▼猫の臭い対策についての記事はこちら

毛足の長いラグの場合は?

毛足の長いシャギーラグなどに吐いてしまった場合は、吐しゃ物を取り除いたあとに重曹をふりかけてしばらく放置しましょう。

水分を吸った重曹は、掃除機で吸い取るかティッシュなどで取り除くときれいになります。

▼猫が毛玉を吐く理由についての記事はこちら

▼猫の吐き戻しについての記事はこちら

おすすめラグ

ラグの掃除を少しでも楽にしたい方におすすめしたいのが、『撥水タイプ』や『洗濯可能なタイプ』のラグです。

撥水タイプのラグなら、水分が付着してもすぐに吸収されないため、吐しゃ物が取り除きやすくなります。

また、洗濯可能なラグであれば、吐しゃ物を取り除いたあとキレイに洗い流せるので、通常のラグよりもお手入れが楽です。

猫がひっかく

「新しく購入したお気に入りのラグが猫にひっかかれてボロボロに……。」なんてことありますよね。

けれど、爪とぎは猫の習性なのでやめさせることはできません。

飼い主さんが猫の爪とぎと上手く付き合うにはどうしたら良いのでしょうか。

猫がひっかく理由

猫が爪とぎをする理由はいくつかあります。

猫にとって爪は獲物をとらえる武器であるため、そのお手入れでもある爪とぎは本能的な行動です。

その他にも、ストレスや気分転換、マーキングなど様々な理由で爪とぎをします。

また、ラグ以外にお気に入りの爪とぎ場所がないために、ラグで爪とぎをしてしまうことがあります。

▼猫の爪とぎしつけ方法についての記事はこちら

猫がラグをひっかく対策について

先ほどもお話した通り、爪とぎは猫の習性のためやめさせることはできません。

猫がラグをひっかいてしまう場合は、ラグ以外に猫が気に入るような専用爪とぎをいくつか用意する必要があります。

『壁に貼れるタイプラグタイプの爪とぎもあるので、愛猫の好みに合わせて部屋の数ヶ所に設置してみて下さい。

おすすめラグ

猫の爪とぎに悩んでいる方におすすめなのが、『カットパイルタイプ』のラグです。

ラグには、毛足が輪になっている『ループタイプ』と毛先がカットされている『カットパイルタイプ』があります。

しかし、ループタイプだと毛足が輪になっているため、猫の爪が引っ掛かりやすくラグがボロボロになりやすいのです。

その点、カットパイルタイプは毛先がカットされているので、ループタイプに比べて猫の爪が引っ掛かりにくくなります。

夏におすすめのラグ

夏におすすめのラグ

猫も熱中症になりやすい

人だけでなく、猫も熱中症になります。

猫は汗腺が少なく体温調節が上手くできないため、熱中症にかかりやすいといわれています。

また、犬とは違って、呼吸による体温調節が苦手なことも熱中症にかかりやすい理由となっています。

暑さ対策

熱中症になる前に、しっかり暑さ対策をしておく必要があります。

ここでは3つの方法を見ていきましょう。

部屋の温度を適温に保つ

エアコンをつけて部屋の温度を適温(26度程度)に保ちましょう。

直接風が当たり続けると体を冷やしてしまう原因となるので、猫のお気に入りの場所には直接風が当たらないように気をつけましょう。

扇風機やサーキュレーターなどを併用して室内の空気を循環させるとより効果的ですが、お留守番のときはケガの原因になるため注意が必要です。

▼猫の快適な温度についての記事はこちら

▼猫の平熱や体温についての記事はこちら

ブラッシングをする

冬毛が残っている猫は、熱がこもりやすく熱中症になるリスクが高まるため、こまめにブラッシングをして冬毛を取り除きましょう。

冬毛を取り除くことによってうちにこもった熱を逃しやすくなるので、ブラッシングだけでも効果が期待できます。

▼猫がブラッシングを嫌がる理由についての記事はこちら

▼猫の冬毛や毛の仕組みについての記事はこちら

ひんやりグッズを使う

万が一エアコンが故障したり停電したときのことを考えて、夏用ラグなどのひんやりグッズを用意しておくと良いでしょう。

また、猫をケージに入れておく場合は、凍ったペットボトルを置くだけでも冷気が流れてくるため熱中症対策になります。

部屋の中に直射日光が当たる場所がある場合は、すだれやスクリーンなどを利用すると室内の温度上昇を防ぐことができるのでおすすめです。

冷感マットの選び方

猫専用の冷感マットにはいくつか種類があります。

猫の習性や好みに合わせて選びましょう。

お布団が好きな猫におすすめ

布団が好きな猫におすすめの冷感マットを紹介します。

接触冷感素材マット

『接触冷感素材のマット』は、猫用のベッドにもよく使用されています。

布生地でできているものが多いので、ベッドやソファの上にも置くことができます。

他の冷感マットに比べると冷たさは劣りますが、冷え過ぎず快適に過ごすことできるというメリットがあります。

ジェルマット

『ジェルマット』もやわらかい素材で作られているため、お布団やソファが好きな猫におすすめです。

中には冷却ジェルが入っていて、ひんやり感を得やすくなっています。

ただし、噛み癖やひっかき癖がある猫が使用するとマットが破れてしまい中身が出てきてしまうことがあるのであまり向いていません。

フローリングで涼むことが好きな猫におすすめ

フローリングで涼むことが好きな猫におすすめの冷感マットをご紹介します。

アルミプレート

『アルミプレート』は値段がお手頃なので取り入れやすくなっています。

汚れてもサッと洗うことができるので、お手入れのしやすさも魅力のひとつでしょう。

ただし日光に当たって温まると、ひんやり感はなくなってしまうので、日陰か冷房のきいている部屋へ置くようにしましょう。

大理石プレート

『大理石プレート』は、お手入れもしやすく見た目も良いので、お部屋のインテリアにこだわりたい人におすすめです。

しかし、値段は他の冷感マットに比べると高くなります。

重みもあり、持ち運びがしにくいというデメリットもあるので、それらも考慮して愛猫のお気に入りを見つけましょう。