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猫の臭い対策!猫の臭いの原因・気になるトイレの臭い対策するには

猫の臭い対策!猫の臭いの原因・気になる部屋・猫トイレの臭い対策

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猫が臭い原因とは?

猫が臭い原因とは?

猫は動物の中でも体臭が少ないほうです。

それゆえ室内飼いにも、ふさわしいペットといえます。

とはいえ、やはり動物ということもあり、多少の体臭はあります。

ここでは猫の臭いの原因について紹介していきます。

急に臭くなったら

以前はそれほど愛猫の体臭は気にならなかったのに、急に臭いと感じたときは、の中をチェックしてみましょう。

歯周病や口内炎になりやすい

猫は歯周病や口内炎などの病気になりやすく、そうした病気が悪化すると口臭が強くなることがあります。

口腔内の状態が悪くなると、痛みにより毛づくろいが減るので、それが体臭を強くする理由になっていることも考えられます。

口からアンモニア臭がする

猫の口からアンモニア臭がしているときは、血液中のアンモニア量が増えている可能性があるので注意が必要です。

血液中のアンモニアの量が増えているときは、腎臓の機能が衰えて、老廃物を十分に排出できていない可能性があります。

アンモニアのような刺激臭が強い場合は『尿毒症』が進行している可能性もあるので、早めに獣医さんに相談しましょう。

腎臓の機能が低下すると

腎臓の機能が低下しているサインとしては、水をよく飲むことや、薄いおしっこを大量にすることなどがあげられます。

『腎不全』は猫に多い病気で、進行してくると食べているのに痩せてくる、毛艶が悪くなるなどの症状が出てきます。

腎不全は命にかかわる病気なので、変化を見逃さないようにしましょう。

▼猫の口臭についての記事はこちら!

室内飼いの臭い対策

室内飼いの臭い対策

ペットの猫は以前のように自由に外で遊べる時代ではなくなり、今は完全室内飼いが当たり前の時代になっています。

猫は脱走のリスクがあるため、窓も閉めたままという家庭が多いのではないでしょうか。

そうなると、部屋が密閉された状態になるので、臭いはこもりやすくなってしまいます。

トイレが臭う

部屋の臭いの原因は猫トイレであることも多いので、消臭タイプの猫砂を使うなど臭いを消す工夫もしておきましょう。

掃除をこまめにすることでも、かなり臭いは抑えられます。

猫トイレの臭い対策については、あとで詳しく紹介していきます。

マーキングしてしまう

マーキングなど、トイレとは別の場所に排泄することも臭いの原因になるため、子猫のうちからトイレのしつけはきちんとしておくことが大切です。

特に去勢手術をしていないオス猫はマーキングをしやすい傾向にあります。

ベッドやカーテンなどあらゆる場所に臭いがつくので、子供を作る予定がなければ去勢手術をきちんとしておきましょう。

▼猫の避妊・去勢についての記事はこちら!

猫の体臭

猫を多頭飼いしている方は、それぞれの猫の体の状態をしっかりと確認しておくことも大切です。

複数飼っていると、体臭が強い猫と体臭がほとんどない猫の違いに気づくこともあります。

肛門嚢の分泌物

体臭が強い猫は、おしりの状態を確認してみましょう。

猫のおしりの左右には『肛門嚢(こうもんのう)』がありますが、この中には悪臭のする分泌物が入っています。

通常では、便をするときに肛門腺が圧迫されて分泌物も排出されます。

しかし、猫の中には生まれつき肛門腺が出にくいタイプもいます。

その場合は分泌物もたまりっぱなしになるので、臭いが強くなってしまいます。

定期的に絞ってあげる

肛門腺絞りは、飼い主さんが定期的に行ってあげることも大切です。

絞り方は動物病院やトリミングサロンで指導してもらうことができるので、正しい方法をマスターしておきましょう。

猫のうんちは臭い?

猫のうんちは臭い?

猫の臭いで特に強い臭いを放つのは猫のうんちです。

うんちが臭い理由

猫のうんちが臭い理由として、下記のことが挙げられます。

猫の食べる物

猫はもともと肉食動物ということもあり、便の臭いが強くなる傾向にあります。

特にで肉類を与えていないという飼い主さんもいますが、市販のペットフードには肉類や魚類が多く含まれています。

フードの種類によっても便臭の強さは変わってくるので、猫のうんちの臭いが気になるときは、臭い対策をしているフードに選び直すことも考えてみましょう。

砂に埋まっていない

猫のうんちは強い臭いがあるものの、猫砂に埋めてしまえばかなり臭いは軽減されます。

猫が埋めずにそのままにしていることもあり、その場合は強い臭いが発生しやすくなります。

便秘・下痢

極端に強い臭いがあるときは、お腹の状態が悪くなっている可能性があるので、便秘や下痢などしていないか確認しましょう。

猫のうんちの臭いを軽減するならフードの選び直しだけではなく、腸内環境を整えるサプリメントを活用することも良い効果が期待できます。

★美味しさと栄養満点!
★アレルギー体質のわんちゃんねこちゃんでも飲める!
★ぬるま湯に混ぜて水分補給としても摂取可能!!

おしりが汚れている

おしりが汚れていないかもチェックしておきましょう。

猫はときどきおしりにうんちをつけたまま歩いていることがあり、それが部屋を臭くしている原因になることもあります。

気づいたときは、早めに処理をしておきましょう。

病気が原因

猫のうんちは臭いものですが、以前よりも臭いが強くなったと感じた場合は、なんらかの病気にかかっている可能性もあります。

便に血が混じっているなどの変化がある場合は早めに獣医さんに相談しましょう。

トイレの臭い対策

トイレの臭い対策

猫トイレは、アンモニア臭が発生するので臭いが特に気になります。

ここではトイレの臭いを対策する方法について紹介していきます。

システムトイレに変える

最近はシステムトイレなど、臭わないタイプのトイレも登場しています。

システムトイレとは、2重構造になっていて、上層に猫砂、下層にシートがあるものです。

システムトイレにはドーム型や、通常のように横から入れず、上の穴から入るタイプなど様々な種類があります。

このようなトイレに選び直すこともおすすめです。

猫砂とシートは専用のものを使用します。

メリット1 臭いの軽減

システムトイレに使用している専用の猫砂やシートには消臭効果があり、トイレの臭いを軽減することができます。

また、ドーム型のトイレであれば臭いが外に漏れにくいでしょう。

メリット2 トイレ掃除が楽になる

便は毎回処理する必要がありますが、尿は定期的にシートを交換すればよいのでトイレの処理が楽になります。

デメリット1 猫砂・シートが専用のもの

システムトイレの猫砂とシートは専用のものを準備する必要があるため、その分コストがかかってしまいます。

デメリット2 トイレに流せない

システムトイレの猫砂はトイレに流すことができません。

ゴミとして出すことしかできないため、「トイレに流せる猫砂の方が楽」と考える方もいるかもしれません。

猫砂を変える

システムトイレも人気がありますが、猫砂を変えることでもかなり臭いを抑えることができます。

最近は消臭タイプの砂や、良い香りで臭いを軽減できるタイプも登場しています。

しっかり固まる猫砂

しっかりと固まるタイプの砂は臭いを防ぐのに役立つので、購入時には特徴をよく確認しておきましょう。

鉱物系はしっかり固まるものが多くなっています。

良い匂いの猫砂

環境に配慮した木の砂は、天然木の良い香りがするので臭いの軽減に役立ちます。

トイレの置き場所

トイレの置き場所を変えるだけでも、かなり臭いが気にならなくなるでしょう。

洗面所など、普段はあまり人が集まらないところに移動させることも考えてみてはいかがでしょうか。

▼猫のトイレの場所についての記事はこちら!

部屋についた猫の臭い対策

部屋についた猫の臭い対策

ここでは部屋についた臭いを取る方法について紹介していきます。

こまめに掃除をする

部屋についた猫の臭いを消すためには、こまめに掃除をすることが大切です。

猫トイレの掃除や、食べ残しの始末は早めに行いましょう。

また、部屋が閉めっぱなしになっているのも良くないので、定期的に換気しましょう。

換気をするときは、脱走を防ぐ工夫も必要です。

消臭剤を使用する

置き型消臭剤も臭いの軽減に役立つので、上手に活用したいところです。

さらに、ペットの臭いを素早くとる消臭スプレーも用意しておくと良いでしょう。

猫は布製品を好む

猫はクッションや毛布などの布製品を好みますが、布製品も臭いがつきやすいのでこまめに洗うことが大切です。

頻繁に洗うことが難しいときは、布製品用の消臭スプレーが役立ちます。

消臭スプレーはペットの体に優しいタイプを選んでおきましょう。

★ペットの目や口に入っても安全!
★ニオイの成分を分解して、無臭化!
★ソファやマットなど頻繁に洗えない布製品にぴったり!!

 

空気清浄機を使用する

空気清浄機も部屋の臭いを取り除くのに役立ちます。

猫トイレの近くや猫が好むリビングなど、臭いが気になる場所に複数設置しておくのがおすすめです。

空気清浄機も商品により性能には差があるので、ペット臭に強いタイプであるかどうかも事前に確認しておきたいところです。

アロマは使用しないこと

アロマなども良い香りがするので、消臭に役立つイメージもありますが、精油は猫の体には害になります。

アロマオイルを舐めた猫が死亡してしまった例もあるようです。

毛にオイルがついただけでも、毛づくろいの際に舐めてしまうことがあるので危険です。

猫を飼っているなら、アロマを使用するのは避けましょう。

▼アロマオイルについての記事はこちら!