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犬の散歩のしつけ方!散歩中のトラブル・対処法について紹介!

犬の散歩のしつけ方!歩かないときや吠えるときなどの対処法を紹介!

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犬の散歩はいつから?

犬の散歩はいつから?

犬をお迎えする前から散歩コースを考えたり、楽しみにしている飼い主さんも多いでしょう。

ここでは犬の散歩の始め方について解説していきます。

散歩を始める時期

初めての散歩は楽しみで早く行きたくなりますが、子犬の散歩デビューには適切な時期があります。

ワクチン接種後

散歩を始めるのは、混合ワクチンのスケジュールを全て終わらせてからにしましょう。

ワクチンが済んでいないと、免疫力が弱く様々な感染症のリスクが高まります。

また、ワクチン接種後は免疫力が低くなるため、しばらくの間は運動やストレスがかかることは避けなければなりません。

散歩デビューは、最後のワクチン接種から2~3週間ほど経ってからが良いでしょう。

散歩デビュー前に慣れさせておく

散歩デビューの前に、外の世界に慣れさせておきましょう。

社会化期

子犬の生後3週齢~12週齢までは『社会化期』と呼ばれ、人や他の犬などに慣れていく時期です。

この時期に経験したことが、将来の性格に影響すると言われているため、散歩させるには適した時期と言えます。

社会化期を過ぎると、恐怖心や警戒心が強くなり、様々な出来事に慣れにくくなってしまいます。

抱っこ散歩で慣れさせておく

外の世界に慣れさせるには、子犬を抱っこして散歩することをおすすめします。

前述しましたが、ワクチン接種から2週間ほど過ぎるまでは、子犬の免疫力が低いため散歩させるべきではありません。

しかし、散歩に適した社会化期が過ぎてしまうのではないかと不安になる方もいるでしょう。

抱っこ散歩なら、ワクチン接種前でも安全に外の世界を経験させることができます。

抱っこ散歩の注意点

抱っこ散歩をする時は、下記のようなことに注意してください。

  • 直接地面を歩かせない
  • 他の犬と接しない
  • 草むらに入らない
  • リードとハーネスは必ずつける など

ワクチン接種前や直後は、免疫力が低いため感染症には十分注意してください

また、万が一地面に降りてしまったときに備えて、リードやハーネスを付けておくと安心です。

首輪、リードに慣れさせておく

犬によっては何かを身にまとう事を嫌がります。

しかし、首輪やリードは散歩には必要不可欠なものなので、事前に慣らしておく必要があります。

首輪に慣れさせるには

首輪に慣れさせるには、下記のような手順を行うと良いでしょう。

  1. 愛犬に首輪を見せる
  2. 首輪を怖がらず、近づいてニオイを嗅ぐなど興味を示したら褒めてあげる
  3. 首輪を装着してみる

装着に慣れるまで時間がかかることもありますが、怒らずに、おやつを使って褒めながら練習していきましょう。

▼犬が首輪を嫌がるときの対処法についての記事はこちら!

家の中で歩く

散歩のとき、犬は飼い主さんの隣を歩くのが当たり前だと思われがちですが、実は最初はなかなかできないものです。

愛犬に飼い主さんの前を歩かせると、愛犬がわがままを聞いてくれる人と思われたり、事故のリスクが高まってしまいます。

そのため、外で散歩する前に、家の中で練習しておきましょう。

練習では家の中でリードを付けて歩き、隣を歩けたら褒めておやつを与えてみると良いでしょう。

こうすることで、愛犬に「飼い主さんの隣を歩くのは楽しい」と学ばせることができます。

散歩中に吠える

散歩中に吠える

愛犬と散歩していると、様々なハプニングがあるものです。

散歩中に愛犬がすれ違う人や犬に吠えてしまうのも良くあることです。

ここでは、犬が吠える理由とやめさせる方法について解説します。

散歩中に犬が吠えてしまう理由

犬が散歩中に吠える理由として下記のようなことが挙げられます。

  • 怖い、警戒
  • 興奮
  • 欲求
  • ストレス
  • 社会化不足
  • 縄張り など

犬には本能的に縄張りを守ろうとする習性があります。

本能的に散歩している道を自分の縄張りと見なすことがあり、人が通ると吠えるのです。

また、過去に怖い思いをして、恐怖心から吠えることがあります。

逆に、良いことがあると嬉しさのあまり興奮して吠えてしまうこともあります。

吠えてしまう時の対処法

愛犬が吠えてしまうときは、下記のように対処すると良いでしょう。

  • 吠える相手に慣らす
  • おやつで気をそらす
  • 吠える相手を遠ざける
  • 散歩コースを変えてみる など

対処法は様々ありますが、狭く人通りが多い道は飼い主さんが抱っこしてあげたり、おやつを与えて吠える対象から意識を逸らしてあげましょう。

特定の犬に吠えるときは、その犬との距離をとり、吠えなかったらおやつを与えて慣らしましょう。

吠える犬のしつけ方

散歩中に吠えないようにするための、しつけ方について見ていきましょう。

飼い主がリーダーと認識させる

愛犬が他の犬に吠えるときは、リーダーとして飼い主さんを守るために吠えているかもしれません。

この場合、愛犬との主従関係を見直す必要があるでしょう。

主従関係ができていないと、犬は言うことを聞いてくれません。

まずは愛犬の要求に応じないようにしたり、簡単なしつけを行うことで、飼い主さんがリーダーと認識させましょう。

指示を出す

恐怖から吠えてしまうときには、『おすわり』や『ふせ』の指示を出して落ち着かせましょう。

吠える対象に吠えなくなったら、おやつを与えて褒めてあげましょう。

このように、吠える対象を『安全なもの』と認識させることが大切です。

落ち着くことを学習させる

愛犬が興奮して吠える場合は、下記のような方法を試してみましょう。

  1. 愛犬が吠えたり、引っ張ったら歩かないようにする
  2. 落ち着いたのを確認したら歩く
  3. 1~2を繰り返し、愛犬が吠えなかったり、引っ張らなかったらおやつを与えて褒める

このようにすることで、吠えなければ歩けることや、おやつがもらえることを学習させることができるでしょう。

散歩中に歩かない

散歩中に歩かない

散歩中、突然愛犬が歩かなくなって、イライラしてしまうなんてこともよくあります。

ここでは、犬が歩かなくなる理由や対策などを見ていきましょう。

犬が歩かなくなる理由

犬が歩かなくなる理由として、下記のようなことが挙げられます。

  • 外が怖い
  • リードやハーネスが苦手
  • ケガや病気
  • トラウマ
  • 疲れ
  • 太りすぎ
  • 暑さ
  • わがまま など

このように、犬が歩かないのは単なるわがままだけではなく、過去に怖い思いをしていたり、どこかが痛いなど様々な理由があります。

また、老犬は疲れてしまうことがあるので注意して見てあげてください。

犬を歩かせるには

散歩中に愛犬が歩かなくなってしまったら、下記のようなことを試してみると良いでしょう。

  • 散歩コースを変える
  • 散歩の時間帯を変える
  • おやつを与える
  • 散歩の時間を減らす など

嫌がる対象が明らかなときは、それを避ける為にコースや時間の変更が効果的です。

愛犬が散歩を楽しめる工夫を、飼い主さんが考えてあげましょう。

犬が拾い食いをする

犬が拾い食いをする

散歩中の拾い食いは、何を食べたかわからないことが多く、心配になります。

ここからは、愛犬に拾い食いをさせないための対処法を見ていきましょう。

拾い食いの危険性

人と違って犬は、「落ちているものを口に入れたら危ない」といった思考はありません。

むしろなんでも食べる動物です。

散歩中は下記のように様々な危険なものが落ちているので注意しましょう。

犬は虫などの動くものを、本能的に食べてしまうことがあります。

虫を食べてしまうと、その虫が持っている病原菌が体内に侵入し、体調を崩してしまうことがあります。

葉っぱ

道に落ちている葉っぱも、食べてしまうことが多いひとつに数えられます。

少量であれば問題ないものも多くありますが、葉っぱには薬剤の成分が残っていたり、犬にとって有害なものもあるため注意が必要です。

散歩コースに生えている植物の種類は事前に確認しておくと良いでしょう。

人の食べ物

犬は落ちている食べ慣れていないものや、腐った食べ物を食べてしまうことがあります。

また、落ちている食べ物には、寄生虫がついていることも多くあります。

チョコレート、ネギ類など、犬が食べると危険とされているものが落ちていることもあるので気を付けましょう。

石など硬いもの

はどこにでも落ちているものなので注意する必要があります、

食べてしまうと消化することができず、腸に詰まることがあるため、手術が必要になるかもれません。

石に限らず硬いものや尖っているものは、喉や内臓を痛める可能性があります。

愛犬が拾い食いしたら?

愛犬が何かを食べてしまっても、飼い主さんが吐かせるのはやめましょう。

吐いたものが喉に詰まったり、吐いたものを吸い込み、肺炎の原因となります。

愛犬が口に入れてはいけないものを食べてしまったら、急いで獣医さんに相談しましょう。

拾い食いしないためには

愛犬に拾い食いをやめさせるには、どうしたらいいのでしょうか。

制御できるようにしておく

散歩の際は、リードを短く持ち、愛犬が拾い食いしそうになったら制御出来る体勢を作っておきましょう。

許可しないと食べないようにする

普段から「何かを食べる時は飼い主さんの許可がいる」というトレーニングをしておくと効果的です。

食器にフードを入れて、「まて」「よし」で食べることを覚えさせてあげましょう。

咥えたものを返してもらう

食べてはいけないものを取り上げるために『ちょうだい』を覚えさせておきましょう。

ちょうだいは、ロープで引っ張りっこをして遊びながらしつけていくことができます。

引っ張りっこで遊んだ後におやつをあげて、離すと良いことがあると覚えさせていきましょう。

口にあるものを無理やり奪おうとすると、誤って飲み込んでしまうことがあるのでやめましょう。

犬のしつけ教室とは

犬のしつけ教室とは

犬の散歩にはしつけが不可欠です。

しかし、自分でしつけをしても、なかなか思うようにできないこともあります。

そのようなときは、しつけ教室を利用するのがおすすめです。

ここでは、犬のしつけ教室の特徴や選び方について紹介していきます。

犬のしつけ教室とは?

犬のしつけ教室では、トイレトレーニングや無駄吠えなど、様々な問題行動をしつけによって直すことができます。

愛犬のしつけ直しだけでなく、飼い主さんもしつけ方のアドバイスを受けることができます。

しつけ教室の選び方

しつけ教室を選ぶポイントとして、下記のようなことが挙げられます。

教室の方針をチェックする

しつけ教室には、褒めることを大切にするところもあれば、厳しくしつけていくところもあり、その方針は様々です。

そのため、できるだけ見学に行くようにして、愛犬に合ったしつけ方や、自分にできそうなしつけ方の教室を探しましょう。

しつけたいことで選ぶ

しつけと言っても、トイレトレーニングや噛みつき、拾い食いなど様々です。

また、教室によっても得意不得意があります。

愛犬にしつけたいことを明確にして、そのしつけを得意としている教室を選ぶと良いでしょう。

料金

しつけ教室には様々な種類があり、料金にも違いがあります。

合同のしつけ教室

比較的安い料金で通うことができるのは、合同のしつけ教室です。

1回2,000~3,000円くらいで学ぶことができますが、他の犬と合同のため、愛犬だけに時間を取ってもらうことができません。

個人レッスン

個人レッスンは、愛犬と飼い主さん、訓練士の3人で行うため、しっかりと指導してもらうことができます。

個人レッスンは、1時間で5,000円ほどかかります。

預かり訓練

預かり訓練では、訓練士が愛犬と生活して、しっかりとしつけをしてもらうことができます。

預かり訓練の料金は、月50,000円ほどです。

▼犬のしつけのやり方についての記事はこちら!